CD 輸入盤

交響曲第5番 ギーレン&南西ドイツ放送交響楽団

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
93101
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ギーレン/マーラー:交響曲第5番

これまで全集セットでしか手に入らなかったミヒャエル・ギーレンのマーラー第5番が、ようやく単独でリリースされます。
 演奏は素晴らしいもので、巧みに仕込まれた対位法への完璧な対応はもちろん、ノスタルジーvsパロディ、悲劇性vs喜劇性、小音量vs大音量といったさまざまなファクターをものの見事に並存させるあたり、重層的多元的表現に秀でたインテリジェンス指揮者ギーレンの面目躍如といったところでしょうか。
 録音が優秀で音のパースペクティヴがよく示されるため、第5楽章の対位法も実に面白く、情報量の多さと目まぐるしい表情の変化、圧倒的な盛り上がりには驚くほかありません。
 曲の大詰め、「3度目の正直」といわんばかりの壮大なコラールでは、胸が熱くなるほどホットな演奏をきかせ、続く下降音階フィニッシュも力強く決然と響かせるギーレンの演奏では、この第5交響曲は人間賛歌として受容しうる作品に思えてくるから不思議。蓄積された膨大な情報ゆえでしょうか。素晴らしい演奏です。

・マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
 南西ドイツ放送交響楽団
 ミヒャエル・ギーレン(指揮)
 録音:2003年12月9〜10日
 フライブルク、コンツェルトハウス[デジタル・ライヴ]

ユーザーレビュー

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演奏時間が長いわけでもない。極端にテンポ...

投稿日:2010/08/15 (日)

演奏時間が長いわけでもない。極端にテンポを揺らせているわけでもない。それにも関わらず、足取りは重く、すんなりと前に進んでいかない。およそスムーズな進行とは正反対の、このもたついた感覚はなんだんだろう。そこが評価の分かれ目になると思う。私はこれを個性と見る。

だるま さん | 福島県 | 不明

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ギーレンらしさが出たいい演奏です。打楽器...

投稿日:2005/08/14 (日)

ギーレンらしさが出たいい演奏です。打楽器、特にティンパニーとトライアングルがいい音を出してます。金管の咆哮もなかなかのものです。ファーストチョイスにはキツイかもしれませんが、この曲が好きな人は絶対に聴くべきです!!

tom さん | 愛知 | 不明

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ギーレンはこうでなくては。 マーラーの再...

投稿日:2005/05/13 (金)

ギーレンはこうでなくては。 マーラーの再録音では落ち着いた感もあったギーレンだったが、これは別。 5番は初録音。ということでギーレンもいろいろ仕掛けている。 タイムのとりかた、バランス、構成、何か変というか、聞いたことのない 部分が頻発する。ところどころ音楽解体後の陳列物。 慣習に対して屈折しているギーレンの面目躍如たる演奏である。 何か久しぶりにギーレンを聴く快感を味わうことが出来ました。 完全にマニア向けのスコア再チェック系演奏。 ブーレーズの新録が生温いぞ、という方にオススメ。いや最高です。

hola さん | 京都市 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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