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Piano Concerto, 3, Paganini Rhapsody: Georgieva(P)Goetzel / P.gonzales / Basel So

Rachmaninov, Sergei (1873-1943)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
PROSP0025
Number of Discs
:
1
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


心地よい刺激が耳を満たす鮮やかな技巧と音楽性がはじける秀演!

ルドルフ・ブッフビンダーに多くを学んだピアニスト、イリーナ・ゲオルギエヴァによるラフマニノフの協奏曲。確かな技巧と高い音楽性で難曲を鮮やかに弾き切ってます。2人の指揮者とバーゼル響の繰り出すサウンドにもただならぬキレがあり、協奏的な音の応酬がまばゆく火花を散らします。心地よい刺激が耳を満たす素晴らしい演奏。ラフマニノフ財団の協力により企画されたアルバムで、ブックレットには作曲家の貴重な写真が掲載されています。
 イリーナ・ゲオルギエヴァは1978年ブルガリアのソフィア生まれ。幼少からピアノに親しみ6歳で初めてコンサートを開き、2年後、初のソロ・コンサートで国際的な賞を獲得。さらに1年後、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番をオーケストラと共演。ソフィア音楽院に進み、在学中からピアニストとしてブルガリアの主要オーケストラと共演を行い、ラザール・ベルマンやドミトリー・バシュキロフなどのマスタークラスに参加。2001年にブルガリアを離れバーゼル音楽院に入学。ルドルフ・ブッフビンダーのマスタークラスへの参加がピアニストとしての重要な契機に。コンサートとソリストのディプロマを優秀な成績で取得。数々の国際コンクールに入賞し、ヨーロッパ、南米、アジアなどで演奏活動を行っています。(輸入元提供)(写真 輸入元提供)

【収録情報】
ラフマニノフ:
1. パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
2. ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30


 イリーナ・ゲオルギエヴァ(ピアノ)
 バーゼル交響楽団
 サッシャ・ゲッツェル(指揮:1)
 パブロ・ゴンザレス(指揮:2)

 録音時期:2020年12月21,28日
 録音場所:スイス、スタッドカジノ・バーゼル
 録音方式:ステレオ(デジタル)


Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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ラフマニノフへの「Respect」に溢れたアル...

投稿日:2022/06/03 (金)

ラフマニノフへの「Respect」に溢れたアルバム。 ゲオルギェヴァのピアノ、ゲッツェル&ゴンザレス指揮バーゼル交響楽団、何れも初めて聴く音楽家です。 演奏は勿論良いのですが、此のCDをラフマニノフ財団との協力で企画した「PROSERO」と言う、此れまた初めてのレーベルに深い感謝の意を表します。ブックレットやライナーに貴重なアメリカ時代のラフマニノフの写真が数多く掲載されている事だけで、如何に此のアルバムを企画した人(Martin Kornさん)がラフマニノフをリスペクトしているか分かります。 私は「ラフマニノフ協奏曲第3番」を若い頃から偏愛しており、20代は毎日聴いていました。(ワイゼンベルク盤とホロヴィッツ・シルバー・ジュビリー盤が主でした) それ以降も此の曲の音盤収集を続け、当然、殆ど全ての音源を持っています。また30代以降は経済的ゆとりも出来たので、此の曲のライヴがあると余程の遠方で無い限り必ず聴きに行きました。 その中には、「名盤」も「駄盤」もあり、感動的な「実演」もガッカリなライヴもある訳ですが(ライヴが良くてもCDは駄目と言う場合もあり、その逆もあります)其れ等幾多の演奏と比べても此のCDは、2018年の反田盤以来、久しぶりの「美演」であり「超名盤」の登場です。 先ず「パガニーニ変奏」のテンポの取り方が素晴らしい! 「協奏曲第3」も、出だしから「此の曲はこうでなければ!」と思わせる素晴らしい「掴み」です。 此の曲の演奏に有りがちな「技巧」にだけ頼った演奏では無く「ラフマニノフ節」で溢れています。 第一楽章5:35以降のテンポを落とす処のなんとロマンチックである事でしょう! オーケストラも雄弁に奏でられます。先述のホロヴィッツ・NYPライブ盤(78年)はオーマンディの指揮でありながら「音がデッド」な点が残念なのですが、ゴンザレス指揮のバーゼル交響楽団、侮れません。 少なくとも、ジルベルシュテイン盤(93年・此れは酷い『駄盤』です)のアッバード指揮ベルリン・フィルよりも数段優れています。 「変奏曲」と「協奏曲第3」で指揮者が交代した理由は詳らかではありませんが、二人とも「ラフマニノフ的なるもの」をとても良く理解している事が分かります。 カデンツァは「大」ですが13:00でのピアノがユニークです。此の解釈は「好み」が分かれると思いますが、数多の「名盤」の中で「存在価値」を示す演奏として、私は大いに評価します。 第二楽章ラストから第三楽章へ移る際のオーケストラ、特に打楽器の強打は迫力満点です。 第三楽章10:10以降の堂々たるピアノとオケの掛け合い(10:40でのトゥッティ!)も素晴らしい解釈です。 12:15以降の弦を叩く音、そして12:49で頂点に達した後の何という落ち着き! 14:22以降1のテンポ、4:28のオケ、「ラフマニノフ終止」の4連打、最後迄最高の演奏です。 ラフマニノフや、此の曲を愛する人は「必聴の名盤」です。 強くお勧めする次第です。

シュタイナー さん | 千葉県 | 不明

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