CD 輸入盤

管弦楽作品集第4集〜『ダフニスとクロエ』全曲、海原の小舟 レナード・スラトキン&リヨン国立管弦楽団

ラヴェル(1875-1937)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8573545
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ラヴェル:管弦楽作品集 第4集〜ダフニスとクロエ
レナード・スラトキン&リヨン国立管弦楽団


現在、リヨン国立管弦楽団とデトロイト交響楽団の音楽監督を務めるレナード・スラトキンは、オーケストラを鳴らす手腕に長けていることでも有名。ラヴェルについては、かつてボレロほかの有名曲集(TELARC)と、ラローチャとのピアノ協奏曲集(RCA)をセントルイス響とレコーディングしていましたが、今回はフランスのオーケストラとの全集企画となります。
 ディアギレフからの委嘱により、古代ギリシャの物語を念頭に置いて描きあげた『ダフニスとクロエ』は、ラヴェル自身が作品について舞踏交響曲と述べるだけあって、ダイナミックな起伏と変化に富み、合唱も交えて盛り上がる壮大なバレエ音楽に仕上がっています。
 組み合わせの『海原の小舟』はもとはピアノ曲として発表されたものをラヴェル自身がオーケストレーションしたもので、海原をゆく小舟の姿を、波、船、そして大気という要素を描写し、組み合わせることで表情豊かに描いた傑作です。
 どちらの作品も、オーケストラのサウンドそのものの魅力が重要になるので、リヨン管弦楽団が本拠地オーディトリウムでおこなったセッション録音の登場は歓迎されるところです。(HMV)

【収録情報】
● ラヴェル:バレエ音楽『ダフニスとクロエ』 (1909-1912)

 第1部
 序奏
 宗教的な踊り
 若い少女の踊り-若者の踊り-全員の踊り
 ダフニスのアプローチ
 ルコンのグロテスクな踊り
 ダフニスの優しく軽やかな踊り
 リュセイオンの踊り-クロエの拉致
 夜想曲
 ニンフのゆっくりとした神秘的な踊り

 第2部
 間奏曲
 戦いの踊り
 クロエの哀願の踊り

 第3部
 夜明け
 パントマイム
 全員の踊り

● ラヴェル:『鏡』より『海原の小舟』 (1904-05, arr.1906)

 スピリット(合唱:ダフニスとクロエ)
 ニコル・コルティ(合唱指揮:ダフニスとクロエ)
 フランス国立リヨン管弦楽団
 レナード・スラトキン(指揮)

 録音時期:2015年1月10-13日(ダフニスとクロエ)、2011年9月6日(海原の小舟)
 録音場所:フランス、リヨン、オーディトリウム
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

内容詳細

冒頭の弦の響きやオーボエの音色を聴いただけでフランスの香りが芬々としてくるような演奏である。第4集は「ダフニス」の全曲盤。ラヴェル音楽特有の息遣いや語り口、イントネーションなど隅々までこのオケ固有のニュアンスが行きわたっている。精細で刺激的過ぎるラヴェル演奏だ。極上盤として推せる。(弘)(CDジャーナル データベースより)

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三部の気色変化を鮮明に描出した”ダフニス...

投稿日:2017/10/19 (木)

三部の気色変化を鮮明に描出した”ダフニスとクロエ” 神秘夢幻の1部から声に導かれて2部の戦いと願いの踊りへ 躍動の3部は自然の美と愛の賛歌 刻々と音楽の彩は移る 一瞬たりと弛まぬ展開に過ぎ去る時を忘れる スラトキン&ONLの息遣いは静かで深い 自ずと音楽は流れ出で自然な表情が浮かび出る フレーズの出し入れに細心を傾けるが無用な緊張感は皆無だ 地球の壮大な大気や海潮のせめぎ合いと調和を見たような不思議な感覚に捉われる 自然も人も同じ生成を繰り返す ”ダフニスとクロエ”は全曲版で聴きたいもの 他のラヴェル曲とは一線を画す傑作で ベートーヴェンの”第9”やブルックナーの”第8”交響曲と並ぶ生涯に唯一つでありエポックを打ち立てた作品となった また嬉してことに余白に”海原の小舟”を聴くことができる これは意外にも全集から漏れることが多い曲なのだ ”鏡”からの小品だが 魅力あるオーケストレーションが施されている お聴きになっては如何   

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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