リックル、ゲオルク(1769-1843)

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CD 輸入盤

荘厳ミサ曲ハ長調、ニ短調、『わが愛する、慈悲深き神よ』 ヴァシェギ&エルデーディ室内管、パーセル合唱団

リックル、ゲオルク(1769-1843)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HCD32480
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

世界初録音
歌芝居の世界から教会音楽の大家へ
華麗なる転身を遂げたリックルの宗教音楽

オーストリアのコルノイブルクに生まれたゲオルク・リックル(1769−1843)は、1785年あたりにウィーンへ出てアルブレヒツベルガーとハイドンに師事し、まず、数多くのジングシュピールによって成功を収めます。けれども、1805年に当時ウィーンの強い影響下にあったフュンフキルヘン(現ハンガリーのぺーチュ)大聖堂の聖歌隊長に任命されて以後は、死ぬまで同地に留まりミサ曲やレクイエムなどの教会音楽を多数書き上げました。リックルは例を見ないほど多作家であったことが分かっていますが、結果として、現在135の作品がぺーチュ大聖堂の音楽書庫で発見されています。
 当初モーツァルトの作品とされていたハ長調ミサは、オルガンと木管の扱いにリックルの卓抜なる書法が開花していて、なかでも第5曲、独唱4人を擁するベネディクトゥスが美のきわみ。そして、現存する29のオッフェルトリウムのうち、非典礼のテキストに作曲されたものは3曲あり、そのひとつがこの『わが愛する、慈悲深き神よ』。オペラ風の曲調が過日の劇音楽作家リックルとは決して無縁でないことをうかがわせる内容です。
 1823年に作曲された荘厳ミサは、1820年代に教会音楽の作曲家としてピークを迎えたリックルの最も記念碑的な作品。管弦楽は木管とホルンとが2管編成をとり異例に大規模。さらに特徴的な作風として、ハーモニーの多様性と自然なのに大胆な転調という単調にならない工夫が施されています。この曲の質の高さはそのまま当時のぺーチュ大聖堂で繰り広げられていた音楽活動の高いレベルを反映しているといって間違いないでしょう。これは教会音楽に特別な関心を抱いていたリックルの本領がうかがえる貴重なアルバム。リックルでは先の美しいカルテット(HCD32220)と同様にこのたびもすべてが世界初録音です。ラテン語による歌唱。(キングインターナショナル)

リックル:
@ミサ・ソレムニス ハ長調『愛好者のミサ曲』
Aオッフェルトリウム『わが愛する、慈悲深き神よ』
Bミサ・ソレムニス ニ短調
 @マーリア・ザードリ(ソプラノ)
 Aエステル・ヴィエルドゥル(ソプラノ)
 Bジタ・ヴァーラディ(ソプラノ)
 @カタリン・ハルマイ(メゾ・ソプラノ)
 Bルーチア・メジェシ=シュヴァルツ(アルト)
 @Bゾルターン・メジェシ(テノール)
 @Bクリスティアーン・チェル(バス)
 @サボルチュ・サモシ(オルガン)
 ABジョルト・セフチク(ヴァイオリン)
 Bオルショイア・モード(チェロ)
 パーセル合唱団
 エルデーディ室内管弦楽団(リーダー:ジョルト・セフチク)
 ジェルジ・ヴァシェギ(指揮)

 録音:2007年10月15-20日、フンガロトン・スタジオ(デジタル)

収録曲   

  • 01. 荘厳ミサ曲ハ長調、ニ短調、『わが愛する、慈悲深き神よ』 ヴァシェギ&エルデーディ室内管、パーセル合唱団

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