CD 輸入盤

『アルセスト』全曲 クリストフ・ルセ&レ・タラン・リリク、ユディト・ファン・ヴァンロイ、他(2017 ステレオ)(2CD)

リュリ (1632-1687)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AP164
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


鬼才ルセ、フランス・バロック・オペラ最新盤!
発表当時から成功をおさめた『アルセスト』


フランス・バロック界の大御所クリストフ・ルセ率いるレ・タラン・リリク。ラモー:『ツァイス』、リュリ:『アルミード』、ラモー:『ピグマリオン』につづくバロック・オペラ最新盤はリュリの『アルセスト』。
 リュリと作家フィリップ・キノー[1635-1688]による、音楽悲劇『カドミュスとエルミオーヌ』に続く第二作目の音楽悲劇です。1674年1月19日にパリの王立音楽アカデミーで初演され、国王と宮廷の人々は高く評価されましたが、当時権力を持ち始めていたリュリに嫉妬して、音楽家たちはこの作品の評判を落とそうとしました。にも関わらず1674年7月にも祝賀行事の一環としてこの作品が上演され、その後もフランス各都市で上演されるなど、成功をおさめました。コーラスの用いられ方が非常に効果的で、物語を見事に進行していきます。様々なシーンを描写するオーケストラ音楽も、どれも簡潔にして充実しています。

【あらすじ】
舞台はチュイルリー宮と庭園。アドメート王とアルセストの婚礼。アルセストに恋をしているアルシード以外は皆結婚を祝っている。そこへ隣国のリコメード王が登場し、戦いがおこり、アドメート王は瀕死の傷を負い、王のために自らの命をささげ出すものが現れれば、王の死は避けられるという。誰も死のうとしないのを見てアルセストは、自らを生贄に捧げる。アルシードが、アルセストと自分が結ばれてもよいのであれば、アルセストを取り戻すと約束し、黄泉の国へと向かう。黄泉の国でアルシードはプルトーを説得し、アルセストを取り戻し、現世に帰る。命を取り戻したアルセストはしかし、アドメート王を慕い続けるのを見て、アルシードは身を引き、アドメート王とアルセストはあらためて結婚をし、ミューズたちは結婚とアルシードの勝利をたたえて、幕となる。(輸入元情報)

【収録情報】
● リュリ:『アルセスト、またはアルシードの勝利』 (1674)


 アルセスト/栄光:ユディト・ファン・ヴァンロイ(ソプラノ)
 アルシード/エドウィン・クロスリー=メルセル(バス=バリトン)
 アドメート、第2のトリトン:エミリアーノ・ゴンザレス・トロ(テノール)
 セフィーズ、チュイルリーのニンフ、プロセルピーネ:アンブロワジーヌ・ブレ(メゾ・ソプラノ)
 リコメード、シャロン:ダグラス・ウィリアムズ(バス=バリトン)
 クレアント、ストラートン、プルトン、エオレ:エティエンヌ・バゾラ(バリトン)
 マルヌのニンフ、テティス、ディアーヌ、セーヌのニンフ、ニンフ:ベネディクト・タウラン(ソプラノ)
 影、アレクトン、アポロン:ルシア・マルティン・カルトン(ソプラノ)
 第1のトリトン、プルトーの使者:エンゲランド・デ・ヒス(テノール)
 ナミュール室内合唱団
 レ・タラン・リリク
 クリストフ・ルセ(指揮、チェンバロ)

 録音時期:2017年7月13,15,16日
 録音場所:パリ、サル・ガヴォー
 録音方式:ステレオ(デジタル)

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