コーヒーの話はしない

名古屋発、すべてが曲がり果てたローファイ・プログレッシヴ・ポップの迷宮事件。初のフルアルバムが完成！

変則拍子を乗り回す家庭用ミニキーボードの音色と、その上に普段着で転がる歌心による、なぜかポップな不条理世界。
「2人組」の通念を覆す音数の演奏スタイルで、USインディー/オルタナ、正統派ブリティッシュプログレ、ノイズ、ヴェイパーウェイヴといった非隣接の音楽群をミステリアスにつらぬく奇盤が、天然変態ミュージシャンの裏メッカ・名古屋のアンダーグラウンドシーンから突如登場。
名古屋の自称エモーティブ・ナード・メタル・バンド「DOIMOI」の中心人物をメンバーに擁し、本作品は録音〜ミックス〜マスタリング、アートワークに至るまでバンド自身によるDIYにて制作。あらゆる偏執を押し込めた1枚となった。

＜ログメン＞
2007年フジロックフェスティバル ROOKIE A GO-GOに突如出場し、エモ/ラウド方面のミュージシャンを中心に評価を集めるDOIMOIのソングライター/ギタリスト・杉山明弘と、実験精神旺盛なローカルアクトを数多く輩出する名古屋のライブスペース・KDハポンでPAを務めていた星裕久の二人により2009年結成。
グループ名は伝説的な海外カルトドラマ「ツイン・ピークス」に登場する謎の女性「ログ・レディ」に由来。
新旧さまざまな鍵盤楽器とパーカッション、鉄琴・木琴、その他自作楽器などをひとつのテーブルにセットし、メンバー二人がそれぞれ複数の楽器を同時に操りながら、ループ/サンプルの類は最小限にほぼ人力でフルアンサンブルを構築するという、見た目にも衝撃の大きい演奏スタイルをもつ。
名古屋界隈のDIYアーティストを集めた2枚組コンピレーション「ナゴミハイツ」（2015年）への参加をきっかけに、ライブ活動を一気に加速。これまでの試行の成果を余すところなくすくい上げたフルアルバムが、このほど完成となった。


(メーカーインフォメーションより)