SACD 輸入盤

『ニーベルングの指環』全曲 ヤノフスキ&ベルリン放送交響楽団、コニェチュニ、ラング、サルミネン、他(2012〜13 ステレオ)(13SACD)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PTC5186581
組み枚数
:
13
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

PENTATONEが誇る優秀録音。
ヤノフスキの『ニーベルングの指環』が
豪華な装丁で登場!


SACDハイブリッド盤。マレク・ヤノフスキがベルリン放送交響楽団を指揮して演奏会形式で行ったワーグナーの『ニーベルングの指環』全曲が、LPサイズの豪華流麗な装丁で登場します。2012年11月から2013年3月までベルリンのフィルハーモニーにて行われたこのライヴは、そのすべてが非常に高いレヴェルを保ち、PENTATONEレーベルの録音を担当しているポリヒムニア・インターナショナルの技術チームによる優秀録音として高く評価されました。
 ヤノフスキのストイックな音楽づくりと絶妙な音量バランスはまさに見事で、非常に長い楽劇を退屈せずに音楽として楽しむことができるすぐれもの。豪華歌手陣もさることながら、オーケストレーションも抜群で、とりわけ弦楽器の雄弁さは圧倒的です。音楽学者の広瀬大介氏は『ラインの黄金』の当演奏について「ワーグナーが何を描写しようとしてこの音型を選んだのか、これほどまでに熱く語りかけてくる録音は他にはないと断言できる。現代の演奏家が為し得る最高の完成度を誇る録音に対し頭を垂れずにはいられない」と激賞しております。同一レーベルで同一の指揮者、オーケストラ及び合唱団での『リング』。この白熱ライヴをご堪能ください。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ワーグナー:『ニーベルングの指環』全曲


Disc1-2 [70:33 / 69:54]
● 『ラインの黄金』全曲

 トマシュ・コニェチュニ(ヴォータン/バス・バリトン)
 クリスティアン・エルスナー(ローゲ/テノール)
 イリス・フェルミリオン(フリッカ/メゾ・ソプラノ)
 ギュンター・グロイスベック(ファーゾルト/バス)
 ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(アルベリヒ/バリトン)
 アンドレアス・コンラート(ミーメ/テノール)
 アントニオ・ヤン(ドンナー/バリトン)
 コル=ヤン・デュッセリエー(フロー/テノール)
 リカルダ・メルベス(フライア/ソプラノ)
 マリア・ラドナー(エルダ/アルト)
 ティモ・リーホネン(ファーフナー/バス)
 ユリア・ボルヒェルト(ヴォークリンデ/ソプラノ)
 カタリーナ・カンマーローアー(ヴェルグンデ/メゾ・ソプラノ)
 キズマーラ・ペサッティ(フロスヒルデ/アルト)

Disc3-6 [63:51 / 52:48 / 35:19 / 64:31]
● 『ワルキューレ』全曲

 ロバート・ディーン・スミス(ジークムント/テノール)
 メラニー・ディーナー(ジークリンデ/ソプラノ)
 トマシュ・コニェチュニ(ヴォータン/バス・バリトン)
 ペトラ・ラング(ブリュンヒルデ/ソプラノ)
 イリス・フェルミリオン(フリッカ/メゾ・ソプラノ)
 ティモ・リーホネン(フンディング/バス)
 アニヤ・フィデリア・ウルリッヒ(ゲルヒルデ/ソプラノ)
 フィオニュアラ・マッカーシー(オルトリンデ/ソプラノ)
 ハイケ・ヴェッセルズ(ヴァルトラウテ/メゾ・ソプラノ)
 キズマラ・ペッサッティ(シュヴェルトライテ/コントラルト)
 カローラ・ヘーン(ヘルムヴィーゲ/ソプラノ)
 ウィルク・テ・ブルンメルストローテ(ジークルーネ/メゾ・ソプラノ)
 ニコル・ピッコロミーニ(グリムゲルデ/コントラルト)
 レナーテ・シュピングラー(ロスヴァイセ/メゾ・ソプラノ)

Disc7-9 [72:60 / 72:20 / 78:50]
● 『ジークフリート』全曲

 スティーヴン・グールド(ジークフリート/テノール)
 トマシュ・コニェチュニ(さすらい人−ヴォータン/バリトン)
 ヴィオレータ・ウルマーナ(ブリュンヒルデ/ソプラノ)
 クリスティアン・エルスナー(ミーメ/テノール)
 アンナ・ラーション(エルダ/アルト)
 マッティ・サルミネン(ファーフナー/バリトン)
 ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(アルベリヒ/バリトン)
 ゾフィー・クルスマン(森の小鳥/ソプラノ)

Disc10-13 [54:38 / 54:08 / 61:16 / 73:40]
● 『神々の黄昏』全曲

 ランス・ライアン(ジークフリート/テノール)
 ペトラ・ラング(ブリュンヒルデ/ソプラノ)
 マッティ・サルミネン(ハーゲン/バス)
 マルクス・ブリュック(グンター/バリトン)
 エディット・ハッラー(グートルーネ/ソプラノ)
 ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(アルベリヒ/バリトン)
 マリーナ・プルデンスカヤ(ヴァルトラウテ/メゾ・ソプラノ)
 ユリア・ボルヒェルト(ヴォークリンデ/ソプラノ)
 カタリーナ・カンマーローアー(ヴェルグンデ/メゾ・ソプラノ)
 キズマラ・ペッサッティ(フロスヒルデ/アルト)
 スサネ・レースマーク(第1のノルン/アルト)
 クリスタ・マイヤー(第2のノルン/メゾ・ソプラノ)
 ジャクリーン・ワーグナー(第3のノルン/ソプラノ)
 ベルリン放送合唱団

 ベルリン放送交響楽団
 マレク・ヤノフスキ(指揮)

 録音時期:2012年11月22日(Disc1-2)、2012年11月24日(Disc3-6)、2013年3月1日(Disc7-9)、2013年3月15日(Disc10-13)
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(DSD/演奏会形式上演のライヴ)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

 LPサイズケース(300×300×40mm)

【ヤノフスキ・プロフィール】
コンサート・ファンにはホットな情感を湛えた演奏で人気の高いドイツの指揮者、ヤノフスキ(ヤノウスキー)は、1939年2月18日にワルシャワで生まれますが、ほどなく第二次世界大戦が勃発したため、すぐに母親の両親の住むドイツのヴッパータールに移住し、ドイツで暮らすこととなります。最初数学を専攻したヤノフスキですが、やがて音楽の道に進むことを決意、ケルン音楽大学に進んで指揮を学び、さらにウィーンやシエナでも研鑽を積みます。
 そうした事情もあってか、ヤノフスキのCDには独墺系レパートリーが多いようですが、レパートリーそのものは、オペラとコンサートの両面で近現代音楽やフランス物までカバーしていてかなり広く、ヤノフスキの多彩な才能が十分に窺えるものとなっています。
 その緻密な仕上げと隙の無い解釈は、地元ドイツでもファンの心を着実に掴んでおり、激戦区ベルリンにあって、手兵ベルリン放送響の聴衆動員率アップに大いに貢献し、2011年まで契約が延長されるという栄誉にも浴しています。
 ヤノフスキは ドイツ育ちの指揮者という割にはフランス音楽が得意で、よくとりあげもしますが、それには1984年から20年近くに渡って深く関わったフランス国立放送フィルでの仕事の影響もあるのでしょう。この頃の実績により、ヤノフスキはメシアンの権威として高く評価されてもいました。
 一方でヤノフスキはドイツの歌劇場叩き上げタイプのオペラ統率ができる人物でもあり、シュターツカペレ・ドレスデンを指揮した『指環』では、歌手の持ち味と美しいオーケストラ・サウンドを堪能させつつ、引き締まったドラマ展開を創出していたものです。

ユーザーレビュー

総合評価

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ひとつつづ買い集めたものを持っています。...

投稿日:2016/03/20 (日)

ひとつつづ買い集めたものを持っています。最高です!! ヤノフスキさんはドレスデンで録音した指環もあり、これも最高で正に指環の双璧と思います。気負いがなく15時間の指環の旅をじっくりと、感動しつつ楽しめます。ドレスデンとベルリン放送響との響きの違いも大変素晴らしく、あえて言えば、ドレスデンは力強い中にも非常に繊細でみずみずしく女性的。ベルリンは渋い響きで男性的という感じです。歌手は少し旧録の方が良いかもしれません。ヤノフスキさんの指環2種類も聴けるということはうれしい限りです。

コーキロマンハ さん | 兵庫県 | 不明

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