CD 輸入盤

ヨハンナ・マルツィ/EMI&DG録音全集(13CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
DN0010
組み枚数
:
13
レーベル
:
:
Korea
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ヨハンナ・マルツィ/EMI&DG録音全集(13CD)

ハンガリー出身で戦後はスイスを拠点に活躍した名ヴァイオリニスト、ヨハンナ・マルツィ[1924-1979]は、現在でも人気の高い女性奏者。
 マルツィは6歳からヴァイオリンを始め、10歳でフランツ・リスト音楽院に入学、高名なフバイに師事し、13歳でデビューを果たすものの、第2次世界大戦のため演奏活動の中断を余儀なくされてしまいます。
 戦後、1947年に開催されたジュネーヴ国際音楽コンクールで入賞すると、その後はスイスを拠点とし、国際的な活動を展開したほか、レコーディングにも積極的に取り組みます。
 気品あるたたずまいと美しいロマンティシズムを湛えたマルツィの演奏については、高名な批評家たちの受けもよく、たとえばバッハの無伴奏の録音は、エドワード・グリーンフィールドがハイフェッツの録音よりも高く評価し、アメリカ・デビュー・リサイタルは、かのハロルド・ショーンバーグが「極めて純粋で、古典的」と絶賛を惜しみませんでした。
 今回、韓国から登場するボックス・セットは、EMI録音9枚、DG録音4枚の計13枚から成るもので、マルツィの両レーベルへのレコーディングを網羅した内容となっています。
 ブックレットには、音楽評論家、平林直哉氏による日本語解説も掲載。(HMV)

【収録情報】

【EMI】
CD1
・ブラームス: ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77(録音時期:1954年2月15-17日)
 パウル・クレツキ指揮、フィルハーモニア管弦楽団
 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール

CD2
・J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調 BWV.1001(録音時期:1955年3月26,27日)
・J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番ロ短調 BWV.1002(録音時期:1955年4月27-30日)
 録音場所:ロンドン、アビー・ロード・スタジオ

CD3
・J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番イ短調 BWV.1003(録音時期:1955年3月27日-4月2日)
・J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV.1004(録音時期:1954年7月24-26日)
 録音場所:ロンドン、アビー・ロード・スタジオ

CD4
・J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調 BWV.1005(録音時期:1954年5月1日、6月1-3日)
・J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調 BWV.1006(録音時期:1955年5月15-18日)
 録音場所:ロンドン、アビー・ロード・スタジオ

CD5
・シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 D.384(録音時期:1955年11月7-13日)
・シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 D.385(録音時期:1955年11月7-13日)
 ジャン・アントニエッティ(ピアノ)
 録音場所:ベルリン、エレクトローラ・スタジオ

CD6
・シューベルト:華麗なるロンド ロ短調 D.895(録音時期:1955年11月9-12日)
・シューベルト:幻想曲 ハ長調 D.934(録音時期:1955年11月9-12日)
 ジャン・アントニエッティ(ピアノ)
 録音場所:ベルリン、エレクトローラ・スタジオ

CD7
・シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ第3番ト短調 D.408(録音時期:1955年11月7-13日)
・シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ第4番イ長調 D.574(録音時期:1955年9月26日、11月13日)
 ジャン・アントニエッティ(ピアノ)
 録音場所:ベルリン、エレクトローラ・スタジオ

CD8
・メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ長調 Op.64(録音時期:1955年12月20,21日)
・ベートーヴェン:ロマンス第1番ト長調 Op.40(録音時期:1955年12月22,23日)
・ベートーヴェン:ロマンス第2番ヘ長調 Op.50(録音時期:1955年12月22,23日)
 パウル・クレツキ指揮、フィルハーモニア管弦楽団
 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール

CD9
・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216(録音時期:1954年6月9,10日)
・メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 op.64(録音時期:1954年6月9,10日)
 ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮、フィルハーモニア管弦楽団
 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール

【DG】
CD10
・ラヴェル:フォーレの名による子守歌(録音時期:1951年8月27-30日)
・ラヴェル:ハバネラ形式の小品(録音時期:1951年8月27-30日)
・ミヨー:イパネマ(録音時期:1951年8月27-30日)
・ファリャ:スペイン舞曲第1番(録音時期:1951年8月27-30日)
・シマノフスキ:夜想曲とタランテラ op.28-1(録音時期:1951年8月27-30日)
・シマノフスキ:夜想曲とタランテラ op.28-2(録音時期:1951年8月27-30日)
 ジャン・アントニエッティ(ピアノ)
 録音場所:ハノーファー、ベートーヴェンザール

CD11
・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 op.30-3(録音時期:1952年7月7-10日)
・モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第32番ヘ長調 K.376(録音時期:1952年7月7-10日)
 ジャン・アントニエッティ(ピアノ)
 録音場所:ハノーファー、ベートーヴェンザール

CD12
・ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調 op.53(録音時期:1953年6月3-5日)
 フェレンツ・フリッチャイ指揮、ベルリンRIAS交響楽団
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会

CD13
・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218(録音時期:1955年4月4日)
 オイゲン・ヨッフム指揮、バイエルン放送交響楽団
 録音場所:ミュンヘン、アメリカ・ハウス

 ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)

 録音方式:モノラル(セッション)

総合評価

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5.0

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この高名なヴァイオリニストのCDは現役盤...

投稿日:2015/08/26 (水)

この高名なヴァイオリニストのCDは現役盤が少なく、今回の「再プレス」のニュースは朗報でした。早速注文しましたが、入荷がまだのようです。生きているうちに聴き通したいものと一日千秋の思いで待っています…。そういえばスヴェトラーノフとムラビンスキーのBOXも同様です。よろしくお願いします。

BOX収集卿 さん | 東京都 | 不明

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 今までマルツィの演奏を聞いたことがなく...

投稿日:2014/03/05 (水)

 今までマルツィの演奏を聞いたことがなく、レコード芸術誌でとてもほめていたので購入してみました。オリジナルデザイン(?)のしっかりした厚めの内ジャケットに、CDがレコードのように一枚一枚ビニール袋に入っています。一枚目のバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータを聞いて、その格調高く美しい演奏にとっても感動しました。こんな素晴らしいヴァイオリニストを今まで知らなかったなんて。まだまだ修行がたりないなあ。他の演奏もすべて申し分ありません。私の一生の宝物になるでしょう。  1951〜1955年のモノラル録音ですが音はとても聞きやすく文句はありません。この後マルツィのラジオ放送録音集というもう一つのボックスセットも購入しましたが、やはり素晴らしい演奏で皆さんにお薦めできます。

マッドハッター さん | 栃木県 | 不明

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このようにコンプリートで発売されることは...

投稿日:2012/10/19 (金)

このようにコンプリートで発売されることは嬉しいです。が、しかし、せっせと一枚ずつ、あちこちのショップの中古等、またはネットオークションで高価で入手した私としては複雑でもあります(笑) いい時代になったものですね。 相当なダブりを承知で買い求めました。そしてそれは正解でした。音が良くなっていますね。これはお勧めです。名演奏ばかりです。

ムッシュ さん | 東京都 | 不明

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