CD

魂のシャコンヌ〜イダ・ヘンデル・ヴァイオリン・リサイタル

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BVCC31116
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

封じ込められていた伝説の扉が、いま、開かれる――

1926年ポーランド生まれ、今年82歳を迎える伝説のヴァイオリニスト、イダ・ヘンデルが2008年4月来日時に残した最新録音をCD化。ヴァイオリニストは、ピアニストなど他の器楽奏者に比べ年齢による肉体的衰えが表れやすいのですが、この録音でのヘンデルはそうしたハンディを殆んど感じさせないばかりか、年輪を重ねたことによる音楽の深まりを如実に聴かせてくれます。ヘンデルは82歳を迎えた現在も立派な現役のヴァイオリニストであり、カリフォルニアを本拠地にして、欧米での演奏活動を続けています。
バッハ、モーツァルトにはじまり、ヴィニャフスキにいたる7曲を集めた華麗なヴァイオリン名曲集で、いずれもイダ・ヘンデルが長年愛奏してきた愛着のある作品ばかりです。特にバッハの「シャコンヌ」については、イダ・ヘンデル自身が熱い思い入れを持つ曲であり、リサイタルでも頻繁に取り上げるほか、録音も数種類発売されています。当盤の演奏も、18分にわたって繰り広げられる独奏ヴァイオリンの孤独なモノローグを、ほぼワンテイクでまったく弛緩することなしに描ききった圧倒的な名演です。彼女がほぼ半世紀にわたって愛奏してきたストラディヴァリウス(1696年製)の類まれな音色もほれぼれするほどです。
 最近は数年おきにひっそりと来日していたイダ・ヘンデルですが、2008年4月のリサイタル・ツアーに続き、2009年9月には、東京紀尾井ホールをはじめ、全国6箇所でのソロ・ツアーが予定されています。(ソニー)

【収録情報】
・サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソOp.28
・ラロ:スペイン交響曲Op.21より 第3楽章「インテルメッツォ」
・ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
・ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズ第1番ニ長調 Op.4
・バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004より シャコンヌ
・サラサーテ:ツィゴイネルワイゼンOp.20
・モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第34番変ロ長調KV378/317d
 イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)

 録音時期:2008年4月
 録音場所:東京、麻布サウンドシティ、スタジオA
 録音方式:デジタル(セッション)

内容詳細

80歳を越えた現役演奏家の、真正のスタジオ録音である。的確なボウイングと年輪を実感させる音楽の深みが驚異的バランスを保っている。演奏はワン・テイクというからまた驚く。少々酷かとも思われるが、伴奏者たちには荷が重すぎた感があるのは否めない。(田)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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 素晴らしいヴァイオリン小品集です。もう...

投稿日:2009/05/07 (木)

 素晴らしいヴァイオリン小品集です。もう80歳を越えているとは思われないヴァイオリンのつやで、サン=サーンスやラロのロマンを的確に見せてくれていて、さらに、バッハでの入魂振りは聴いていてはるかな深遠に誘い込まれるような趣があります。本当に、巨匠によるヴァイオリンの至芸そのもの、圧倒されました。

恐怖のタヌキ男 さん | 不明 | 不明

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ヘンデルの至芸。日本で横行する老人崇拝に...

投稿日:2009/04/05 (日)

ヘンデルの至芸。日本で横行する老人崇拝に組する積もりはない。この演奏は技術的には、音程の不安定など、傷が多い。また、録音も曲毎に定位が定まらず、音像の遠近もまちまちである。収録曲目も、一貫性がない。 こうした、およそ考え得る全ての欠陥を備えたCDでありながらも、購入して以来の2−3日で、10回程度聴いているが飽きない。 ヘンデルは、相変わらず、音楽の本質を厳しく追求しており、たとえようもない固有の音色も健在である。ヴァイオリンの生身の謳いまわし、草書風でありながら、拍に忠実な楽曲把握。現在、最も聞くべき

slave さん | 東京 | 不明

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