DVD 輸入盤

『ドン・カルロ』5幕フランス語版 コンヴィチュニー演出、ド・ビリー&ウィーン国立歌劇場、ヴァルガス、スコウフス、他(2004 ステレオ)

ヴェルディ(1813-1901)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
DVWWOPCARLOS
組み枚数
:
2
レーベル
:
Tdk
:
International
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明

ウィーン国立歌劇場2004年
ヴェルディ:『ドン・カルロ(カルロス)』5幕フランス語版


【収録情報】
・ヴェルディ:歌劇『ドン・カルロス』(全5幕のフランス語オリジナル版、1867年)

 フィリップ2世:アラステア・マイルズ
 ドン・カルロス:ラモン・ヴァルガス
 ロドリーグ:ボー・スコウフス
 大審問官:サイモン・ヤン
 修道士:ダン・パウル・ドゥミトレスク
 エリザベート:イアノ・タマール
 エボリ公女:ナディア・ミヒャエル
 ティボー:コルネリア・ザルイェ
 レルム伯爵:ベネディクト・コーベル、他
 ウィーン国立歌劇場合唱団(合唱指揮:エルンスト・ドゥンシルン)
 ウィーン国立歌劇場管弦楽団
 ベルトラン・ド・ビリー(指揮)

 演出:ペーター・コンヴィチュニー
 装置・衣裳:ヨハネス・ライアッカー
 照明:ハンス・テールステーデ
 トラマトゥルギー:ヴェルナー・ヒンツェ
 テレビ映像演出:アントン・ライツェンスタイン

 収録時期:2004年10、11月
 収録場所:ウィーン国立歌劇場(ライヴ)

 収録時間:全プログラム247分
 画面:カラー、16:9
 音声:リニアPCM48kHz/16bitステレオ、Dolby Digital 5.1chサラウンド、DTS 5.1chサラウンド
 字幕:英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語
 NTSC
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総合評価

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単にモデナ版によるフランス語の全5幕で無...

投稿日:2014/07/11 (金)

単にモデナ版によるフランス語の全5幕で無いところに、意欲を感じるものの、舞台表現の貧しさは原語に絶するもので、演出家は、王の横にエーボリが寝ているアイデアをご自慢(びわ湖ホールでの講演)の様子ですが、恐るべきものです。イタリア語の字幕を見てみますと、何やら独自のテキスト・レジーによるもののようです。OPERA RARA/DGと読み比べますと、かなりの異なりがあるようです。初演でカットされた部分を含む上演としては、本当はもっと意義あるべきものでなくてはなりませんね。

オペラかじり虫 さん | 兵庫県 | 不明

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バレエ音楽を含む仏語グランド・オペラ版で...

投稿日:2012/05/21 (月)

バレエ音楽を含む仏語グランド・オペラ版である点と、ド・ビリーの(やや劇的高揚には欠けるものの)丁寧な指揮・歌手陣の概ね卒のない歌唱に星4つ.それにしても、ヴァルガスが達者に歌うのを聴いても、やっぱりヴェルディにはイタリア語のイントネーションが似合っている、と思ってしまう(アラーニャだとわりと納得するものがあったが). 舞台はコンヴィチュニーの中でもがっかりで、文化圏を出ることの難しさを感じる.彼の演出はオペラ歌手を<駆り立てる>事で滲み出す身体性、児戯が同時に極度に真剣なものでもあるような不自然さから緊張を生み出していたが、ここでは皆手馴れすぎすべてがwell-made.これでは全く意味がない.休憩を挟んだ火刑の場でのテレビ中継にしてからが、観客との共犯関係が成立してしまうのも宜なるかな(ヴィーンの聴衆でなくとも、’80年代の記念碑的制作《ランスへの旅》ロンコーニ版を知る人は少なくないだろう…).尚当演出はこの4月から再演されているので、ヴィーンのレパートリーから消えたわけではないようだ. というわけで、ヴィデオでコンヴィチュニー演出を見るなら《魔弾の射手》(ハンブルク)なり《神々の黄昏》(シュトゥットガルト、ベルト・ノイマン舞台美術!)のほうが楽しめるだろうし、仏語5幕版《ドン・カルロス》を映像付きで聴く目的ならシャトレ座盤(ボンディ演出、アラーニャ題名役、パッパーノ指揮パリ管.ただし複数の版の混合)くらいしか競合盤はないから、当盤の価値は十分にある.

ombredouble さん | 東京都 | 不明

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2004ウィーンでみました。何と言っても、劇...

投稿日:2009/06/10 (水)

2004ウィーンでみました。何と言っても、劇場全体を巻き込むパーフォマンスにした演出は圧巻です。しかし休憩後、予鈴をならさずいきなり、火刑の場に入るやり方は現場にいる観客としては、何が起きたのか判らず、席に着けないでそれこそ呆然として、たちつくしながら舞台を見たのを覚えています。それ以外はさほど抵抗無く見られ、様々なアイデアが盛り込まれ、例えば修道士の扱いかた(さりげなく彼が先王であることを感じさせたりする)やバレエ音楽を使ってエボリの夢を無言劇として、喜劇的に演じてみせるなど楽しめるという点では面白く思います。同じ時期にイタリア語版の違う演出も上演されていましたが、現在ではこのフランス語版は無くなってしまったようです。一度観てはいかがでしょうか。

uran さん | 大阪府 | 不明

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人物・団体紹介

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ヴェルディ(1813-1901)

1813年10月10日、ジュゼッペ・フォルトゥニオ・フランチェスコ・ヴェルディは、カルロ・ヴェルディの10番目の子供として、ブッセート近郊レ・ロンコーレに誕生。この頃は政情が不安で、翌年1月には同地にロシア軍が侵攻しています。生家は旅館兼居酒屋を営み、宿泊客の旅芸人の音楽に幼少から惹かれていたとのこと。1821年、父親からスピネットを買ってもらい、やがてピエトロ・バイストロッキにオルガンの奏法も習

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