ハナミズキ A Hundred Years

一青窈

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784910658049
ISBN 10 : 4910658041
フォーマット
出版社
発行年月
2022年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
A4変形判 / 32ページ

内容詳細

「果てない波がちゃんと止まりますように」
「君と好きな人が百年続きますように」
一青窈が「ハナミズキ」にこめたほんとうの想いが、
いま、絵本として力強く描きだされる。

作画を担当したのは、島根県の山奥で暮らす若手作家ねっこかなこ。
自然に囲まれた茅葺古民家で、日本画の画材をつかって仕上げられた絵は独創的で、
見る者をおどろかせ、そしてやさしく・深くハナミズキの世界へといざなう。
英訳は、歌詞を深く掘り下げ、独自視点での訳出に定評のある詩人アーサー・ビナード。
「ハナミズキ」は A Hundred Yearsと訳された。

コロナ、ロシア、ウクライナ……。
平和とは何か、どうしたら争いがなくなるのか。
デビュー20年目を迎える一青窈。母となり、ハナミズキにこめたほんとうの想いは、さらに深まった。

「この歌だけは、ぜひ「本棚」においてほしい」


[目次]
絵本、全歌詞、あとがき
(すべて日本語/英語併記)


《著者情報》
一青窈(ヒトトヨウ)
歌手、詩人。1976年、東京都生まれ。父親が台湾人で幼少期を台北で過ごす。慶應義塾大学卒業後、2002年に「もらいなき」でデビュー。翌年、日本レコード大賞最優秀新人賞受賞、NHK紅白歌合戦初出場。2004年発表の「ハナミズキ」が不朽の名曲となり、2010年に映画化。

ねっこかなこ
イラスト
画家。1985年、鳥取県に生まれる。大学時代、奈良県でひとりの空間を得て本格的に絵を描き始める。2011年、島根県の山間部に拠点を移し、古民家を再生させ、茅葺屋根の葺き替えも仲間と共に行う。二児の母。手刷りの版画絵本に『産む時代』がある。冬に出版予定の文庫本『日本語ぽこりぽこり』のイラストを手がける。

アーサー・ビナード
翻訳
詩人。1967年、米国ミシガン州に生まれる。高校時代から詩を書き、ニューヨーク州の大学で英米文学を学ぶ。卒論の際、日本語に出合い、魅了されて来日。日本語での詩作も始める。『釣り上げては』で中原中也賞、『日本語ぽこりぽこり』で講談社エッセイ賞を受賞。宮沢賢治の英訳『やまなし Mountain Stream』を今春出版。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    一青窈の名曲「ハナミズキ」の絵本を見つけたので読みました。見事に世界観をビジュアル化しています。バイリンガル絵本なので英語の勉強にもなります。 このレビューは当然「ハナミズキ」を聴きながら書きました♪ https://www.youtube.com/watch?v=73w8J-o9614 https://www.hitotoyo.jp/schedule/schedule.php?schedule_category_type=1&schedule_id=2372

  • モリー さん

    今、何故、再び「ハナミズキ」を世に送り出したのか。歌ではなく、絵本という形で。恥ずかしながら、私は一青窈さんの歌う「ハナミズキ」を特段意味を噛みしめることなく聞き流していました。「君と好きな人が百年続きますように」という歌詞だけは耳に残り、子供たちに平穏な未来があることを祈る歌なのだろうという程度には受け止めていました。しかし、この絵本を読み、この歌は世界で現実に起きている「狂気と悲しみと憎しみの連鎖」を断ち切りたいという強い気持ちから生まれた歌であると感じ取りました。アーサー・ビナードさんの格調高い訳↓

  • 雨巫女。@新潮部 さん

    《本屋》意外に、異国情緒な作品。でも、違和感なかった。曲を聴きながら、この絵本読みたかったなあ。

  • さとちゃん さん

    作画を担当されたねっこかなこさんの、まさにこの本の個展をされていたので、会場で立ち読み。「ハナミズキ」の歌は何度も耳にしていますが、歌詞をじっくり味わったことはなかったので、こういう解釈なのか、と驚きの連続。原画の美しさ、繊細さを堪能し、絵本を眺めて、また原画にもどり、ねっこかなこさんご本人の解説を聞き、と贅沢な時間でした。アーサー・ビナードさんの英訳も素敵。明日は本を買いに行きます。そしてもう一度原画を眺めてきます。

  • のんたろう さん

    一青窈の名曲ハナミズキのバイリンガル絵本。この歌はラブソングだと思っていた。愛の歌というのは間違いではないが、9.11同時多発テロの際に、反戦と平和への気持ちを歌ったものだそうで、この絵本ではじめて知った。なぜ今ハナミズキの絵本なんだろうと思ったが、歌に込められた思いを知って、こんな今だからかも、と思った。せっかくの美しい英訳、英語で歌ってみようとトライしたが、まったくお手上げ。ご本人がこの訳詞で歌っているのを聴いてみたいなあ。

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