まほろ駅前多田便利軒 文春文庫

三浦しをん

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167761011
ISBN 10 : 4167761017
フォーマット
出版社
発行年月
2009年01月
日本
追加情報
:
16cm,351p

内容詳細

まほろ市は東京のはずれに位置する都南西部最大の町。駅前で便利屋を営む多田啓介のもとに高校時代の同級生・行天春彦がころがりこんだ。ペットあずかりに塾の送迎、納屋の整理etc.―ありふれた依頼のはずがこのコンビにかかると何故かきな臭い状況に。多田・行天の魅力全開の第135回直木賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

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第135回直木賞受賞作。 便利屋の多田と...

投稿日:2012/10/31 (水)

第135回直木賞受賞作。 便利屋の多田と同級生で居候の行天が、便利屋業を通じて知り合う人々と触れ合う連作短編集。 コメディ的な要素の裏に、二人の過去の「闇」の部分が描かれています。総じて面白かったです。 最近文庫化した「まほろ駅前番外地」も面白かったので、本書が好きな方は併せて読むことをオススメします。

ameg さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 青葉麒麟 さん

    この独特のユーモアがほっこりして温まる(⌒‐⌒)名字からして奇抜な行天の言動に振り回される多田がちょっと可哀想だけど、奇妙な絆の二人が羨ましい。脇役も魅力的な人ばかり。映画版が観たいな♪

  • ehirano1 さん

    なんだか良い感じの読後感。イイですね。続編が欲しいなと思っていたら、ちゃんと続編があるようでなんと嬉しいことでしょう!

  • 再び読書 さん

    三浦氏初読みです。これだけだと今後乞ご期待ってとこでしょうか?少し期待しすぎたのかも知れません。少しハードボイルド風の不思議感が漂う話でした。便利屋でありながら、結構腕も立つ、ちょっとした謎解きをするごとに、主人公たちの過去も、わかってきて謎が回収される、ミステリー風でもあり、表現しにくい。面白く読めたのだが、少し浅読みをした感があり、まだこの作家の魅力に辿り着いていない気がします。ゆっくり次を期待してチャレンジしていきます。

  • ちょこまーぶる さん

    非常に面白くて映画になるのも納得できる一冊でした。啓介と春彦の便利屋を利用する人たちとの出会いから始まる人生物語のようで、しかも二人の関係には何とも言えない距離感があり、うらやましい限りの二人でした。しかも、便利屋という職業にちょっぴり憧れさえも持ってしまうような作品で、人生経験を積むには最適な職業なのかな〜って感じましたね。登場人物は曾根田のばあちゃんにひかれました。やっぱり人生経験の豊富な人は違い〜と。そして、まほろ市は自分が住んでいる町のすぐ近くだから、物語の中に知った風景が沢山登場し面白かったな。

  • 佐々陽太朗(K.Tsubota) さん

    脇役が魅力的なのは良い小説の証拠。行天、ナイスキャラ!

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