わたしたちの秘密 中公文庫

中江有里

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122072343
ISBN 10 : 4122072344
フォーマット
出版社
発行年月
2022年07月
日本
追加情報
:
320p;15

内容詳細

派遣社員として空虚な毎日を送る三〇歳の大倉玉青は、五年前の自らの選択が生んだ「秘密」を抱え生きていた。ある日、劇的な邂逅から生活が急転。玉青は思い。この出会いを、わたしは信じていいのだろうか―。女優・歌手としても活躍する著者が綴った、温かでミステリアスな物語。

【著者紹介】
中江有里 : 1973年大阪府生まれ。女優・作家・歌手。法政大学卒。89年芸能界デビュー。数多くのテレビドラマ、映画に出演。2002年「納豆ウドン」で第二三回「BKラジオドラマ脚本懸賞」で最高賞を受賞し、脚本家デビュー。NHK BS2「週刊ブックレビュー」で長年司会を務めた。06年、初の小説『結婚写真』を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ごみごみ さん

    姉妹で身体が入れ替わるというファンタジー✕ミステリ。うーん、私にはあまり刺さらなかった。「走れメロス」が何回か出てきたのは、そういうことか!となった。 ※「トランスファー」改題。

  • エドワード さん

    派遣で働く大倉玉青は通勤中の駅で転倒し、病院で寝たきりの少女・洋海と出会う。病室から一歩も出られない洋海に、玉青は「身体を貸して」と頼まれる。二人は同じ両親が人工受精で設けた姉妹だった。生きる意味を失っていた玉青と、生きたいと願う洋海の心が交信し、身体の交換が成立する。おおっ!なんというSF感!説得力ある設定、入れ替わった二人の行動が気になりグイグイ読ませる。自由を知った洋海に芽生える野心、元の身体に戻りたい一心の玉青。次第に姉妹の過去や入れ替わりの秘密が明かされ…。一つの身体に二つの魂の未来に幸いあれ。

  • こばゆみ さん

    体外受精されたそれぞれの受精卵から時間差で生まれた姉妹が、全く違う境遇に陥ったのち、互いの体を行き来するお話。ストーリーから受ける神秘的な印象の通り、内容よりは雰囲気を愉しむお話かなと。時空間をたゆたっているような不思議な感覚でございました〜

  • えこり〜ぬ さん

    わたしの苦手な入れ替わりもの。なのに全然イヤな感じなく読めた。むしろ、かわりばんこに感情移入した。てでも所々、なんだろう、ちょっと読みづらい。どこかぎこちなさが残るので、もう少し推敲されてはどうか。走れメロスの伏線回収はとてもいいアイディア。好きな作品。

  • ちぃ子 さん

    30歳の大倉玉青は、人材派遣会社に登録し大手通信系企業の受付として働いている。大学時代は、演劇サークルに所属していた。愛読書の『走れメロス』をバッグに放り込み、苦行のような満員電車に乗り職場へ通うのは、ただ生活のためだけだ。その生活が空虚で、何のために生きているのかわからない。彼女は、5年前の自らの選択が生んだ「秘密」を抱え、それに関わる者の存在を「希望」と感じながら、ただ日々を過ごしていた。 そんなある日、劇的な邂逅から生活が急転。玉青は思う。この出会いを、わたしは信じていいのだろうか――。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

中江有里

1989年、アイドル雑誌の美少女コンテストでの優勝をきっかけに芸能界入り。1991年「花をください」で歌手デビュー。5枚のシングル、2枚のアルバムをリリースした。その後、数多くのTVドラマ、映画に出演。2002 年「納豆ウドン」で第23 回「NHK 大阪ラジオドラマ脚本懸賞」で最高賞を受賞。現在は作家・女優・TVコメンテーターとして幅広い活躍をしている。2019年に作詞家・松井五郎のプロデュースで

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品