パーソナルキャリアブランディングの考え方・作り方 ブランディングでキャリアアップ!

政府も「学び直しや転職を支援する制度」を設けて、社会人が自らキャリア開発を行うことのサポートを積極的にすすめています。勤労者自身の仕事や職業の経歴であるキャリアは、「既存のレールに乗ること」から、「自ら道を切り拓くこと」すなわち、個人のキャリア開発へと変化しており、日常的に取り組むべきテーマとなっています。
　パーソナル（あるいはセルフ）ブランディングは、今日のような変化と不確実性の高い社会において自分自身を、商品やサービスと同様にブランド化することによって、マーケティングするための手法として優れており様々な研究が行われています。本書は個人のキャリア開発に焦点を絞り、自分自身の過去・現在そして未来の仕事や職業人生に関わる目的、価値観、能力、スキル、属性などをブランドとして統合することで、自らのキャリア開発に関わる様々な人々に、ユニークで、好ましく、突出した記憶（イメージ）を構築し、支持を得ることを通して、自らが設計した通りのキャリアを実現することを目的としています

【著者紹介】
伊藤裕一 : （一般社団法人）フォワード・ルッキング代表理事。外資系企業のマーケティング部長、事業部長、代表取締役社長等を歴任後、私立大学の学部でマーケティング研究室教授、マネージメントトレーニング会社の代表取締役社長を歴任した。慶應義塾大学社会学修士（組織心理学）、カリフォルニア州立大学フラトン校ＭＢＡ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）