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日本人の意識構造 風土・歴史・社会

Yuji Aida

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061156937
ISBN 10 : 4061156934
Format
Books
Publisher
Release Date
September/1992
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 5 よういち

    日本人ならではの意識構造について語る。◆著者が1916年生まれ、本書の刊行が1972年とくれば語られる内容に古めかしさがあるのは致し方ないことだろう。当時の日本人は「背後主義」が強く出ていたそうだ。背後主義とは敵に対して背を向け、内に向けて正対すること。逆に欧米人は意識が外に向き、敵に対しては正面から仁王立ちになるという。今の日本人に、こうした意識構造が大勢を占めるとはとても思えないし、当時の日本人ですらこういう括りができるとも思えない。根拠としてあげている事例が都合が良すぎる気もする。

  • 獺祭魚の食客@鯨鯢

    日本人は外敵から子供を守る時におおいかぶさるような姿勢をとると記述されています。外国人は立ちはだかるそうです。子供との一心同体感、分身と同じ意識を持つなど自分にも思い当たることがあります。群れるか自立するかにより、村社会と拳銃による自衛の生き方の差もあります。同じ民主主義でも国民性が投影されます。お互いの違いを理解して付き合って行くことが大切ですね。

  • mass34

    昭和47年の本書は、エピソードが沢山あって、そこそこ面白いが、やはり古い。日本人の意識構造の奥底にある、無意識や宗教観・哲学にはあまり触れられてないように感じる。欧米との比較による日本人の表層的な意識構造をなぞっているだけのように感じた。新書なので、記述しきれなかったのかも。

  • ハイちん

    日本人の行動パターンから、日本人の意識構造の抽出を試みる。学術的な本だと期待していたが思ったよりエッセイっぽかった。断定的な表現を多用せず比喩的に日本人について語っており、わかる人にはわかるのだろうが、刊行当時(1972年)の環境を知らない僕にはよくわからないところも多かった。日本人だから○○、みたいなパターン化は情報化が進み個人が分化した現代では通用しなくなっているのでは、という気もしないではない。とはいえ無意識の領域では著者のいう日本人の「内向き」の意識構造がまだ根づいているところもあると思う。

  • Tomoichi

    私が生まれる前、40年以上前に書かれた日本人及び欧米論であるが、当時提起されていた問題も問題点も改善されずまた理解されずにいることにぞっとする。難しい内容ではないので海外へ留学する人には「アーロン収容所」と合わせて是非読んでもらいたい。

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