あだ討ち 柳橋の桜 2 文春文庫

佐伯泰英

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167920609
ISBN 10 : 4167920603
フォーマット
出版社
発行年月
2023年07月
日本
追加情報
:
320p;16

内容詳細

猪牙舟の船頭を襲う強盗が江戸の街を騒がせていた。父のような船頭を目指す桜子だが、その影響もあってか、親方から女船頭の許しがおりない。強盗は、金銭強奪だけでなく、殺人を犯すこともあったのだ。そして舟には謎の千社札が…。仕事を続ける父親の身を案じる桜子へ、香取流棒術の師匠である大河内小龍太が、ある提案をする。船頭ばかりを狙う強盗の正体と、その本当の狙いとは?物語が急展開をするシリーズ第二弾!

【著者紹介】
佐伯泰英 : 1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向。「密命」シリーズを皮切りに次々と作品を発表して高い評価を受け、“文庫書き下ろし時代小説”という新たなジャンルを確立する。2018年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • タイ子 さん

    シリーズ第2弾。(4巻連続刊行)いよいよ、桜子の娘船頭のデビューと相成り。江戸で初めての女の船頭と言うことで読売りを巻き込んでの湧き上がる激励、期待、応援の数々。そんな折り、猪牙舟を狙う強盗が頻繁に出没し江戸中を騒がせていた。腕に自信のある桜子も棒術の鍛錬に余念なく、用心を重ねてはいたが、狙う相手が違う方向に…。タイトルの副題が気にはなりつつ。。。あー、やっぱり!むごすぎる展開。でも、その先に桜子の未来が待っていたと思えば船頭になぞらえ「沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり」ってとこかな。続編が楽しみ!

  • やま さん

    大川(現在の隅田川)で櫓を握る娘船頭桜子の活躍の物語です。文化二年(1805) 猪の牙のように、舳先が細長く尖った屋根なしの小さい猪牙(ちょき)舟を巧みに操て、江戸の堀や大川を走り抜く娘船頭桜子は、いまや江戸一番の人気者です。その桜子に目をつけた凶悪な強盗団が現れて船頭を次々に殺していく。とうとう桜子の父広吉が犠牲になる。一人ぼっちになった桜子17才に、香取流棒術大河内道場の師範代である大河内小龍太がよりそう。

  • ひさか さん

    2023年7月文春文庫刊。書き下ろし。シリーズ2作目。予想もしない展開で、タイトルどおりのあだ討ちでした。これから桜子はどーするんだろう。

  • ニッキー さん

    今年になり、佐伯泰英を4冊も読み上げた。 全四巻の柳橋の桜の二巻目で、早くも父親まで亡くした桜子。 サブタイトルの「あだ討ち」の意味が読み終えて分かった。 そして、阿蘭陀にある2枚の絵図との関係は⁉️ 三巻が楽しみになって来た。 また、母親との関係は⁉️

  • とく たま さん

    女船頭の鑑札を受けた桜に、待ち受けていた禍は読者としても受け入れがたく、胸が痛む。

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人物・団体紹介

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佐伯泰英

1942年北九州市生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、主にノンフィクション作品を発表する。’99年初の時代小説「密命」シリーズを手始めに、次々と時代小説を発表。各シリーズで幅広い読者層から支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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