THE ISLAND 軍艦島

佐藤健寿

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022586964
ISBN 10 : 4022586966
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
112p;23

内容詳細

この町には耳をふさぎたくなるほどの静けさがある。廃墟の王、軍艦島へ。

【著者紹介】
佐藤健寿 : 写真家。武蔵野美術大学卒。世界各地の“奇妙なもの”を対象に、博物学的・美学的視点から撮影・執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ままこ さん

    好きなTV番組クレイジージャーニーで知った『奇怪遺産』写真家の佐藤健寿さんが撮った軍艦島。壁に落書きされた詩にインスピレーションを受けその一文を引用しながら写真と併せて淡々と静かに観る者に問いかける。何故こんなにも軍艦島は興味を惹くのだろうか。その理由の一つとしてあとがきの〈混沌の感覚〉になる程。台風被害もありますます朽ち果てる速度が早まっている。上陸可能な内に観に行きたいな。

  • キラ@道北民 さん

    廃墟に残された「落書き」の「詩」と共に見る軍艦島写真集。特異な詩があるからか、静寂な廃墟ではなく、ミニチュア都市であった頃の気配が感じられる写真集だった。特に俯瞰して撮ったものは、人々が建物から建物へ渡り歩いた様子がわかり面白い。

  • 蒼 さん

    ページをめくるごとに耳を突き刺す静寂と、カメラマンの瓦礫を踏む足音と、当時駆け回っていたいただろう子供達の声が聞こえて来るような、不思議なそれでいて襟を正してしまいそうな感覚に襲われた。端島 別名「軍艦島」、そこは昭和の石炭産業の墓標でもある。日本のエネルギーを支えた人々が残した足跡は、静かなそれでいて圧倒的な力を今でも放っている。だから写真ではあるものの襟を正してしまうのだろう。おそらくコンクリートの瓦礫になってしまっても、その熱量は衰えないのでは無いだろうか。

  • kanata さん

    来月、軍艦島を含めた三度目の長崎観光を控えているところに、この本をお気に入りさんが読んでて、手にしたくなった。軍艦島に興味をもったのは、島そのものの廃墟に惹かれたことからだったが、やがてこのミニチュア都市で生きた人や日本を支えた産業の過去を知りたくなった。見学時には、あんな小さなところに数千人もが住んでいたなんて信じがたいけど、それが事実なのだということを感じたい。/島に残された落書きの詩を、佐藤氏の撮影した写真と交互に配置し、読み手にどう感じたか問うような作り。

  • akane_beach さん

    廃墟って、決して明るい気分にさせてくれるものではないのに、ひかれるのは何故でしょう。朽ち果て荒廃して不気味なのに。そこに栄えた時があったのは間違いないが。現状を見れば、さらに崩れ風化していくであろうことは想像できる。軍艦島がこのような形を残すことになったのは地理的なものが大きいだろう。陸つながりの街ならば、再開発で取り壊し新たにイマドキの煌びやかな街に変貌していただろうから。時の流れに取り残されいまだにその時の何かが残されている。廃墟を眺める時、人はそこに自分の歴史を重ねるんじゃないだろうか。諸行無常。

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