佐藤雅彦 (メディアクリエーター)

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認知症になった私が伝えたいこと

佐藤雅彦 (メディアクリエーター)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784272360826
ISBN 10 : 4272360825
フォーマット
出版社
発行年月
2014年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
207p;19

内容詳細

目次 : 第1章 歩んできた日々(私の生い立ち/ 過労から休職へ ほか)/ 第2章 自分でつくる自分の生活(一人暮らしを続けたい/ 毎日の過ごし方 ほか)/ 第3章 当事者の声を届ける(偏見をなくすために/ 講演活動を始める ほか)/ 第4章 認知症と生きる私からのメッセージ(本人へ/ 家族へ ほか)

【著者紹介】
佐藤雅彦 : 1954年、岐阜県生まれ。中学校の数学教員を経て、コンピュータ会社にシステムエンジニアとして勤務。2005年、51歳のときにアルツハイマー型認知症と診断され退職。現在、週2回のホームヘルプ、配食サービス、外出時の付き添いなどを利用し、一人暮らしを続けている。認知症本人の体験を伝えるために、講演活動もおこなっている。認知症当事者の会「3つの会」代表、「日本認知症ワーキンググループ」共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あすなろ さん

    認知症になるということはどういうことか?ご本人が綴る僕としては稀有な本だと思い読了。自己が崩壊する訳ではないのである。だから、本書を知り、周りがフォローする。巻末にそれぞれの立場の方へと綴られている章がある。ここでは些細なことかもしれぬが、例えば医療機関に向けて診察の内容を書面かメールで欲しいとある。確かにそうであろう。周りの事象からもそう思う。その他、多数のことを学び考え得る一冊となった。自身のため・家族や身内のため・社会のため、読むと良い一冊だと感じたのである。

  • miww さん

    51歳でアルツハイマー型認知症と診断された筆者自身の記録と記憶。記憶障害だけでなく運動機能の低下、周囲の音への過敏な反応等、その症状は言われてみないと気づかない事も多い。できない事、覚えていない事への「工夫」や、たとえ覚えていなくても「その瞬間」楽しい時間を過ごす姿勢に感銘を受ける。最終章の著者のメッセージがよかった。「失った機能を悩んだり嘆いたりするのではなく、残されている自分の能力を信じましょう」「本人は、何も考えていないのではなく、すぐに判断したり言葉にする事ができないだけなのです」

  • nyaoko さん

    図書館本。51歳でアルツハイマーと診断された佐藤氏。しかし、その兆候は40代から始まっていたと語る。絶望と孤独、暗闇のどん底の中から、自分の手で、頭で、言葉で、出来ることをどう続けるか、出来ない事をどうカバーするか、試行錯誤しながら一人暮らしを続けている。積極的に出て行き、外界との繋がりを大切にする彼のバイタリティは本当に驚いた。男性は病になると内向的になりがちだが…。外界との接触は刺激があり、体を使い、感情を豊かにさせる。そして、彼を救った信仰。何かを信じる事で、自分の力を信じる事に繋がった。

  • うどん さん

    認知症と診断されても希望を捨てずに前向きに考えられていてとても素晴らしい方だなだと思いました。

  • クリママ さん

    51歳でアルツハイマー病の診断を受け、10年後の現在もひとり暮らしを続けている著者。わかりやすい文で、丁寧に、その症状、それに対処する生活の仕方が書かれている。「認知症になったら、何もわからなくなるわけではなく、自己が崩壊するわけではありません。」「無数の不安や生きづらさを体験しながら日々を暮らしていますが」記憶はパソコンに代わってもらったり、外出は友人に助けてもらったり、工夫をしながら、辛い時は休みつつも、残された能力を生かして前向きに頑張っている様子がしっかり伝わってきた。

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