Product Details
ISBN 10 : 4065174317
Content Description
本書の第一部では芭蕉の句を詠む姿を追う。度重なる推敲の過程をたどり、満足すべき表現に到達する姿の感動を記した。第二部は、深い愛着の心で自然や人事と交わる芭蕉の姿を見る。そして第三部では、芭蕉の人生行路に注目しつつ、俳句をちりばめた紀行や豊かな俳味を持つ俳文の世界を味わう。奥深い芭蕉の世界にふれる喜びが伝わる一冊。古典に深く親しんできた作家が、芭蕉の句を読み解きながら、日本語の豊かさ、人の生き方、老いと死の迎え方を伝える名エッセイ。
目次 : 第1部 俳句の文体(重力と風力/ 死の世界/ 閑寂と孤独 ほか)/ 第2部 森羅万象(月/ 花/ 鳥 ほか)/ 第3部 人生行路と俳文(故郷を出て江戸へ下る。貞門より談林までの時代/ 深川に移転し隠者生活/ 『野ざらし紀行』 ほか)
【著者紹介】
加賀乙彦 : 1929年東京都生まれ。東京大学医学部卒業後、精神科医として勤務のかたわら、小説の執筆を始める。67年に刊行した『フランドルの冬』が翌年、芸術選奨新人賞を受賞。73年に『帰らざる夏』で谷崎潤一郎賞、79年には『宣告』で日本文学大賞、86年に『湿原』で大佛次郎賞、98年には自伝的長編『永遠の都』で芸術選奨文部大臣賞を受賞した。2012年に『永遠の都』の続編にあたる大河小説『雲の都』が完結、毎日出版文化賞特別賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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koji
読了日:2023/05/15
Kei.ma
読了日:2020/08/12
ピンガペンギン
読了日:2024/05/14
plum
読了日:2023/02/01
のせなーだ
読了日:2022/05/05
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