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加賀乙彦長篇小説全集 第十二巻 永遠の都 3 炎都 上

加賀乙彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784861829123
ISBN 10 : 4861829127
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan

Content Description

戦争が日常を覆い暗雲が立ち籠める中、悠太は陸軍幼年学校での厳しい訓練の日々を過ごす。母・初江は、弟・研三の疎開先の草津へ行くが、その帰り、上野駅で三月十日の大空襲に遭遇、辛くも一命をとりとめる。一方、苦しい経営に耐えながら、なんとか診療を続けていた祖父・時田利平の病院も空襲によって焼け落ち、利平は全身に大火傷を負って失明する…。戦争に翻弄されながらも、ひたむきに生きていく人びとの姿を活写する大河小説、いよいよ佳境へ―。芸術選奨文部大臣賞。

【著者紹介】
加賀乙彦 : 1929‐2023年。東京生まれ。小説家・精神科医。文化功労者。主な著作に『フランドルの冬』(芸術選奨文部大臣新人賞)、『帰らざる夏』(谷崎潤一郎賞)、『宣告』(日本文学大賞)、『湿原』(大佛次郎賞)、『永遠の都』(芸術選奨文部大臣賞)、『雲の都』(毎日新聞出版文化賞企画特別賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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