東京百景 角川文庫

又吉直樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784048967709
ISBN 10 : 4048967703
フォーマット
出版社
発行年月
2020年04月
日本
追加情報
:
304p;15

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • ホッパー さん

    又吉さんの東京の様々な場所での追憶集。事実と妄想が混在していく文章もあって、そんなところもまた良かった。自分も東京に来てあの場所であんなことがあったな、と思い返したりもした。また読み直したい素敵な本でした。

  • Vakira さん

    言わずと知れた芸人で芥川賞作家の又吉さんが描く東京の百の風景とその場所にいた時の自分の生業を絡めた随想。人を笑わせたい。けど人が怖い。いいな〜この絶妙なバランス。どこかで嗅いだこの匂い。誰だったか?もしや?そうだ、勝手に僕の印象ですが「人間失格」の葉蔵だ。いや津島修治?道化師と人間嫌悪と不器用な生辛さと純粋な性格、金欠時代、女性との関係はひもの様。して小説家。ほらほら、案外類似しているでしょう。現代の修治さんとちょっと東京散歩。風景と一緒に一瞬垣間見る又吉さんの妄想が面白い。僕の近隣町紹介がまた嬉しい

  • ミライ さん

    又吉直樹さんが2013年に発表した東京エッセイの文庫版、文庫化に伴いラストに一本(2020年の今を語った)エッセイが追加されている、表紙はのん(能年玲奈)さん。パート1〜4まであり、1は下積み期、2からは綾部祐二さんとのお笑いコンビ・ピース結成後が中心のエッセイとなっている。エッセイは100本+αを収録されており、99本目のエッセイ「昔のノート」に言いたいことすべてが集約されている気がする。

  • シフォン さん

    芸人で芥川賞作家の又吉さんが東京に出てきてから32才までの自分の生活に付随した場所や場面について書いたエッセイ。最初に住んだ三鷹のアパートは太宰治の住居跡に建っていて、そこで太宰作品を貪るように読んでいたこと、雑司ヶ谷の夏目漱石の墓や田端の芥川龍之介の旧居跡のような文豪の話もあるが、多くは、アパート、公園、養成所、劇場での芸人仲間たちとの絡みや妄想、職質を受けたことなど。高校時代は文化祭や芸人仲間でリンダリンダを踊るときは、その輪に入れない。芸人になったこと、小説などを書いている原点が垣間見えた。

  • tenori さん

    じんわりと脳に効いてくる感じのエッセイ集。【人と関わることは恐いが、関わらないと意思表示することは更に強い恐怖をもたらす】と前置きした上で【自分にとって『心』と『想像力』を放棄した者は例外を認めず『豚』なのである】と綴る。この作品で唯一とも言える過激な表現に又吉直樹という人物の矜持を感じとることができる。東京での生活を記録していながらノスタルジックな印象を受けるのも不思議で、言葉のセンスだったり、喩え方が独特で楽しく、ここで彼が芸人だったのだと自分の中でオチをつける。

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