ルイス・ブニュエル

四方田犬彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784861824425
ISBN 10 : 4861824427
フォーマット
出版社
発行年月
2013年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
676p;22

内容詳細

危険な巨匠!
シュルレアリスムと邪悪なユーモア。ダリとの共作『アンダルシアの犬』で鮮烈にデビュー。作品ごとにスキャンダルとセンセーションを巻き起こした伝説の巨匠。過激な映像と仮借なき批評精神を貫いたその全貌を解明する。


四方田犬彦(よもた・いぬひこ)1953年生。明治学院大学教授・映画史家。専攻は映画史・比較文化。著書に『白土三平論』、『見ることの塩』、『パレスチナ・ナウ』(以上作品社)、編著に『吉田喜重の全体像』、『【増補決定版】若松孝二 反権力の肖像』、『沖縄映画論』、『戦う女たち』、『武智鉄二 伝統と前衛』(以上作品社)、またサイード、ダルウィーシュ、パゾリーニの翻訳がある。




【著者紹介】
四方田犬彦 : 1953年生まれ。東京大学文学部にて宗教学を、同大学院博士課程にて比較文学を修める。ソウルの建国大学校に始まり、コロンビア大学、ボローニャ大学、テルアヴィヴ大学などで客員教授、客員研究員を務め、東洋大学講師、明治学院大学教授を歴任。主として映画史の教鞭を執った。言語表現と映像、音声、料理、都市といった領域で批評活動を行なう。齋藤緑雨文学賞、サントリー学芸賞、伊藤整文学賞、桑原武夫学芸賞、講談社エッセイ賞などを受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • garth さん

    『忘れられた人々』の「もうひとつの結末」の話に仰天する。たいへんな大部にして労作なのだが、どうも還元主義的な弱さを感じてしまって、「補遺」部分の書きおろし旅行記がいちばん良かったりした。あと、松本俊夫の凄さを再認識。

  • 傘緑 さん

    ブニュエル好きの私にはたまらない本だった。水兵服でフラフープを携えた現代的な(!?)悪魔が誘惑する『砂漠のシモン』、最後に出てくるロックバンドの隠された意味は指摘されなければ素通りだった。著者が苦言を呈す『皆殺しの天使』の名前の明確な意味を識者が気付かないことについては、むしろそれがこの映画らしくていいのだと言いたい。ただ詳細な分析を重ねた大著であるので、親しんだブニュエル映画をもっと詳しく深く知りたい人向けです。四方田犬彦にはもっと値段も内容もお手軽なブニュエル本を中公新書あたりから出してもらいたい。

  • Strega Rossa さん

    ルイス・ブニュエルに関する労作。ダリオ・アルジェントの映画には随所にブニュエルの影響がみられる。ブニュエルの奔放さをミステリに導入するとアルジェントのような作風になるのだろう。

  • ピエロ さん

    ブニュエルは大して観ていない。『アンダルシアの犬』とフランスに凱旋した後期はほぼ観て、メキシコ時代での二作(『忘れられた人々』『皆殺しの天使』)ぐらい。記憶にある感想としては、「世界一エロい」と「凄まじく残酷」だということ。『トリスターナ』と『昼顔』が白眉で、観ている間中2つの印象が「うわぁ……」と続く。で、本書を手に取ると細かに解説されて「なるほどぉ」な視点がザクザク。だけども精神分析の主張に依りすぎていて、もっと俗っぽいエロ分析が読めるかと思ったら少し牽強附会という印象。

  • わとそん さん

    まあまあ

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