新・仕事力 「テレワーク時代」に差がつく働き方 小学館新書

大前研一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784098253753
ISBN 10 : 4098253755
フォーマット
出版社
発行年月
2020年07月
日本
追加情報
:
240p;18

内容詳細

「アフター・コロナ」時代にどう生き残るか?企業も個人も「プランB」の未来に備えなければならない。そのカギは、目標や憧れを「見える化」できるかどうかにある―。新しい働き方の教科書『個人が企業を強くする』を新書化&アップデート。

目次 : 第1章 君たちはどう働くか―間違いだらけの「働き方改革」(給与・資産は“日本一人負け”状態/ 政府「働き方改革」では何も変わらない/ 「同一労働同一賃金」は誰のためか/ ICT時代に求められる仕事力/ 「一人」でも世界は変えられる)/ 第2章 「エクセレント・パーソン」の条件―これからの人材戦略と教育のあり方(「構想力」は鍛えられる/ 人材育成のキーワードは「見える化」/ 自社に必要な人材は「青田買い」すべし/ 社会人に必須の「リベラルアーツ」とは/ “稼げない大学教育”の責任を問う/ 「尖った人間」が企業の命運を決める)/ 第3章 公務員こそ「働き方改革」を!―国を貧しくさせているのは誰なのか(「人づくり革命」という幻想/ マイナンバーは全面改修すべき/ 今なぜ「公務員の定年延長」なのか/ 低成長国家・日本でどう生きるか)

【著者紹介】
大前研一 : 1943年福岡県生まれ。経営コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社後、本社ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を歴任し、94年に退社。現在、ビジネス・ブレークスルー(BBT)代表取締役会長、BBT大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ハッシー さん

    ★★★★★ 久々の★5。著者の切れ味鋭い分析にはいつも唸らされるが、本書はまさにコロナ禍で企業の業績悪化や倒産が相次ぐ今の世の中に必要なものを的確に指摘している。歯に衣着せぬ物言いで、日本政府や日本企業を滅多斬りにしているのは爽快。著者のすごいところはただ批判しているだけではなく、より高い視座で本質を見極め、打開策や戦略を提言していることにある。21世紀における事業成功のカギは、「人、モノ、カネ」ではなく「人、人、人」というのは言い得て妙。著者のようなビジョンを持つ政治家がいないのが、日本の不幸だと思う。

  • HMax さん

    21世紀はたった一人でもブレークスルー出来るのだ!国は低成長時代に突入し、OECD加盟国「中の下」に没落した今、成長より成熟だと茹でガエルとなるのか、井の中から大海に出て挑戦してみるのか、今は個人で何でも出来る時代だ!相変わらずの大前節炸裂。奨学金を返済できない学生が多く出るのは、「本学を出れば奨学金は簡単に返済できます」と言える状況になっていない大学(の教育)が悪い。「定型業務を若手に押し付けるな、AIとロボットに任せろ」、「労働生産性の低い日本で最も低いのが政府、政府は民間に口出しするな」

  • きみたけ さん

    著者は世界的なコンサルタント大前研一氏。テレワークや在宅勤務が拡大する中、これまでとは異なる仕事力が求められており、「時間」と「場所」に縛られずに集中するための工夫や「集団知」を導くリーダーシップ、目標・成果を「見える化」する仕組みが必要と訴えます。軽快な辛口コメントが絶妙。 個人の知識や経験の共有方法(一橋大学野中教授)、個人が得た知識や経験を引き出す(共同化)→対話や分析を通じて知識を言語や図表で共有(表出化)→知識を組み合わせて文書などで体系化する(連結化)→知識を具体的な形で市場に投入(内面化)

  • taa さん

    個人的にも実感していることだが、ここ5年くらいで急速にビジネス構造が変化している。 まず、スピード感が10年前の数倍のオーダーで加速している。 その中で生き抜く為には、この本に記載の通り個のスキル強化であり、その個の最大レバレッジ及び重層化(集合知)である。 特に必要なスキルは構想力であるが、これは能動的な学びが必要である。 今こそ日々の生活に変化を!と、思わせてくれた一冊でした。

  • kttys さん

    前作「エクセレント・パーソン」の内容にコロナの件での政府の対応の悪さを追及しただけで少し残念だった。大前研一さんの論調・思想は好きだが、若者の低欲望=向上心無い=悪、みたいな論調は若い人には響かないと思う。若い人たちは、「成長しないといけない理由は?」「成長した先に何故良い世界があると言えるのか?」きちんと理由を欲しがると思う。 要は、個々が成長して経済が発展して裕福になるという思想は昭和止まり。平成、令和には響かず、響かせるには何かが足りない。成長するという概念をパラダイムシフトすべきかな?

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大前研一

早稲田大学卒業後、東京工業大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得。日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、現在、ビジネス・ブレークスルー大学学長。「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者。マッキンゼー時代には、ウォールストリートジャーナル紙のコントリビューティング

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