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安政3年(1856年)。薩摩藩士・島津忠剛(森下哲夫)の娘・敬子(菅野美穂)は藩主・島津斉彬(本田博太郎)の養女となった後、将軍・家定(北村一輝)へ輿入れされることに。だが、若い藩士・東郷克顕(原田龍二)と将来を誓い合っていた敬子は、江戸城へ向かう途中、自害を図ろうとする。止めに入った克顕は、藩主から拝領した鎧通しを守り刀として敬子に与え、「いつか救い出すまで生き延びてほしい」と告げるのだった。江戸に着き、名前も島津敬子から御台所・篤子となった彼女は、将軍に仕えるすべての女性が暮らす大奥の住人となる。だが、薩摩でのびのびと育った篤子にとって、大奥はしきたりだらけの窮屈な場所。起床、食事、手洗いさえ自由にできない大奥の作法を、大奥総取締の瀧山(浅野ゆう子)が厳しく教え始める。そんな篤子のことを瀧山ら女たちは「田舎者」と馬鹿にしていた。そんな中、篤子は1人の女中に目を留める。大奥に憧れ、行儀見習いのため奉公にきていた町娘・まる(池脇千鶴)だ。おっちょこちょいだが、明るく素直なまるの人間味に惹かれ、篤子は彼女を自分の身の回りの世話係としてそばに置き、心を通わせ合うようになる。そして、ついに将軍・家定と初めての夜を共にする日が篤子に訪れ…。
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