孤高のメス 神の手にはあらず 第1巻 幻冬舎文庫

大鐘稔彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344413849
ISBN 10 : 4344413849
フォーマット
出版社
発行年月
2009年10月
日本
追加情報
:
16cm,284p

商品説明

前人未踏の脳死肝移植を成功させながら激しいバッシングにあい、病院を辞した当麻鉄彦。彼を守りきれなかった病院からは次々と医師が去り、経営に暗雲が垂れこめる。一方当麻は、後を追ってきた矢野とともに、台湾で患者の命を救い続けていた。そんな折、日本での手術が絶望的になった「エホバの証人」の癌患者が一縷の望みで当麻を訪ねてくる…。

内容詳細

前人未踏の脳死肝移植を成功させながら激しいバッシングにあい、病院を辞した当麻鉄彦。彼を守りきれなかった病院からは次々と医師が去り、経営に暗雲が垂れこめる。一方当麻は、後を追ってきた矢野とともに、台湾で患者の命を救い続けていた。そんな折、日本での手術が絶望的になった「エホバの証人」の癌患者が一縷の望みで当麻を訪ねてくる…。

【著者紹介】
大鐘稔彦 : 1943年愛知県生まれ。京大医学部卒業。早くより癌の告知問題に取り組み「癌患者のゆりかごから墓場まで」をモットーにホスピスを備えた病院を創設。手術の公開など先駆的医療を行う。「エホバの証人」の無輸血手術をはじめ手がけた手術は約六千件。現在は淡路島の診療所で僻地医療に従事する。小説やエッセイなど著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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孤高のメス(メスよ輝け!)シリーズの続編?...

投稿日:2021/07/18 (日)

孤高のメス(メスよ輝け!)シリーズの続編? 当麻先生が甦生記念病院を辞めて、台湾の高雄の病院での話。 矢野先生も出て来るが、後半は大塩という他の病院の先生の話がメインになっている。 エホバの証人の患者がリアルに描かれていて面白いと感じた。大塩先生もいい先生だなぁ。この続きが気になる! このシリーズを読んでると医者って嘘つきだなぁと感じさせられる。実際もそうであれば悲しい。読むだけなら内部告発みたいで面白いが、実際は嘘をつくような先生に診てもらいたくはないな。 大鐘先生は医師でありながら、執筆も上手だと感心する。 オススメの一冊です。

Pripriprince さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • めぐ さん

    著者が医師なので、手術の描写がリアルだ。癌に侵された臓器を剥離する表現など、細かくて映像として想像出来る。書きたいことがたくさんあり過ぎるのだろう。話の途中で回想のように説明が入り、文章がすっきりせず、くどく読みにくい部分もあった。エホバの証人信者の子の手術で両親が輸血を拒否して亡くなった件は私も記憶している。私が宗教を毛嫌いする一因だ。輸血無しで多臓器に浸潤した癌を摘出する手術など、普通は受け入れないだろう。リスクが大き過ぎる。それを顔色も変えずに成功させるゴッドハンドは見事だ。近所の病院にいないかな。

  • Tsuyoshi さん

    台湾に渡った当麻と当麻を失ったことで厳しい経営に陥った甦生記念病院。それぞれのエピソードが描かれている。台湾でも相変わらずの君子ぶりを発揮する当麻に対し、赴任する医者たちに振り回され頭を抱える島田院長。それぞれのその後はいかに。

  • さと さん

    現役の医師が書いているだけに、“神の手にはあらず”という言葉が、自らを守る保険でなく、飽くなき研鑽、謙虚さを課す覚悟であるかのように伝わる。医師というステータスの向こうに、私たちが窺い知れない世界があってそこにメスを入れて中から出てくるものを存分に見せてくれる。大塩先生の熱い思いが当麻先生達につながる事を祈って、続編へ

  • キムトモ さん

    台湾に行っても輝き続ける💡天才医師当麻👨‍⚕️その光に誘われるように熱い若医師も登場し…それに比べ湖畔の病院はまたまた🙅‍♂️医者が集合し始め…でも余りにも上手く行き過ぎてる気が…いつか失敗しちゃうんだろうかね_| ̄|○ (ノ-_-)ノ~┻━┻エボバの証人問題って今でも続いているんだろうか?

  • Hitoshi Mita さん

    当麻先生が台湾と言う新天地に活躍の場を移し、そこでまたブラックジャックの様な手技を遺憾なく発揮していく。大塩先生という新しい人との出会い。エホバの証人の手術とまた色々と活躍していく。一方、当麻先生が抜けた古巣はどんどん荒れてくる。続く。

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大鐘稔彦

1943年愛知県生まれ。京都大学医学部卒業。早くより癌の告知問題に取り組み「癌患者のゆりかごから墓場まで」をモットーにホスピスを備えた病院を創設、手術の公開など先駆的医療を行う。「エホバの証人」の無輸血手術をはじめ手がけた手術は約6千件。現在は淡路島の診療所でへき地医療に従事する。医学学術書の他、映

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