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生きてるだけで100点満点!

奥山佳恵

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784847093197
ISBN 10 : 4847093194
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2015
Japan

Content Description

「人間ができている親を選んで、障がいを持った子はやってくる」
そんな話を信じて、自分のもとにダウン症の子がやってくることなんて全く考えていなかった夫婦のもとにダウン症児がやってきた。

ずっと会いたかった我が子が「ダウン症」であると宣告されたとき、親は何を思い、心はどう揺れて、家族は受け入れて行くのか…。
その全てを記録した「育児日記」を初公開します。

「私にハンディのある子なんて育てられない」と思う気持ちと、「でも、この子は表現できないくらいに可愛い」と思う気持ち。
そして辿り着いた「どんな子であっても認める。その存在を良しとする。その大きさで、心が開く」という生き方。

我が子の障がいを受け入れるまでを刻銘を綴ったドキュメンタリーエッセイです。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぱんにゃー

    【日曜版】 『(そもそも1人ひとりはみんな違うものだし)、みんな違うのは、みんなおんなじなのだから、そこに不幸はないのだ。』 そうなのだ||:3ミ

  • ぶんこ

    ダウン症のお子さんが産まれてきて、ご自分の高齢出産のせいだと何度も書かれていたのが辛かったです。ダウン症のお子さんたちは、大きくなっても純真で可愛いと思ってしまうのも偏見なのでしょうか。親ごさんにとっても可愛いまま大きくなられていると思えるのです。奥山さんご家族の写真を拝見していると実に明るい。奥山さんご自身もご家族と垣根なく接しておられて、夫も長男も自然に家事育児をされていました。読んでいて気持ちよかったです。

  • うちの次男が障害をもって生まれてきたとき長男は、誰よりも早く次男を受け入れて「生きているだけで幸せ。生きてて良かった」と言った。まさにこのタイトルと同じで。佳恵さんも御家族も、最初はどれだけショックだったろうと思う。そしていまだに「もしも」は消えなくても、可愛い美良生くんの笑顔に幸せいっぱいなのも確か。ずっと、障害児の親はなんでそんなに笑顔でいられるんだろうと、その姿は強がりだと思っていた。だけど違うんだよね、障害児でも可愛い我が子。こればっかりは、経験したものにしかわからないと思う。

  • プクプク

    ダウン症と診断された時の親の揺れ動く気持ちが素直に書かれていた。ほんとはもっと複雑だったと思う。このことを受け入れ公表するまでいろんな葛藤を乗り越えたんだと思う。テレビで拝見する元気な明るい印象の彼女が、そのキャラのまま、前に向かおうと頑張っているように感じる。美良生君のことを彼女のお母さんに電話で話されたときのお母さんの言葉に感動。ついついおばあちゃん目線になる。なんて言っていいかわからないけれど…彼女の気持ちが響いた。

  • みん

    一人目のお子さんの時には一生懸命過ぎて周りが見えずに追い込み過ぎて。そして家族の絆をギュッとつなぎ、念願の二人目。ずっと会いたかった我が子が「ダウン症」であると宣告されたとき、親は何を思い、心はどう揺れて、家族は受け入れて行くのか…。お兄ちゃんの言葉がとても好きです。美良生くんは美良生。いつも家族の中心にいたお兄ちゃんから弟を想う気持ちがとても愛おしいです。きっと言葉で視線で行動でずっと愛情たっぷり大切に育てられたのでしょうね。

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