ゴジラ・モスラ・原水爆 特撮映画の社会学

好井裕明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784796702805
ISBN 10 : 4796702806
フォーマット
出版社
発行年月
2007年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,233p

内容詳細

放射能熱線を吐き、街を壊すゴジラ、音速を超えて飛ぶラドン。昭和の優れた大衆文化「特撮映画」は私たちに何を与えてくれたのか。原水爆イメージを手がかりとして、特撮怪獣映画を読み解く社会学の「モノ」語り。

【著者紹介】
好井裕明 : 1956年生。筑波大学大学院人文社会科学研究科教授。専門は、差別の社会学、社会問題のエスノメソドロジー、映画の社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちぇけら さん

    「あのゴジラが、最後の一匹だとは、思えない。もし水爆実験が続けて行われるとしたら、あのゴジラの同類が、また世界のどこかに現れてくるかもしれない」という山根の語りは、中学生の時に見た記憶が残っている。それほどゴジラによって訴えてくる、反戦、反原爆のメッセージが強かったのだと思う。そう、ゴジラは反原爆の物語なのだ。ナウシカなど、原爆や水爆のモチーフは随所に見受けられる。しかしそれを意識しないほど、原爆に対する恐れが、日常に溶け込んでしまっているのかもしれない。今一度、唯一の被爆国として、原爆について考えたい。

  • 神太郎 さん

    特撮怪獣ものと原水爆の関連性について書かれたもの。ゴジラ誕生の背景にあった原爆への怒りが段々と希薄化していき、乖離していく様を著者が熱く語る。やや深読みしすぎでは?と普通に怪獣映画が好きな自分からすれば思ってしまうが、確かに「原水爆」というものの扱いは年代ごとに変化しているとは思う。007でもシャワーで簡単に被爆量下げるシーンとかを見たが「そりゃないよ!」と突っ込んだなぁ。 3.11を経て再び被爆だとか放射線量というものが「リアル」なものとして扱われている。読むタイミングとしては丁度良かったのかも?

  • みずし(交換読書会@東京) さん

    大学教授によって書かれた本だが少年時代は怪獣に熱狂していたらしくその愛が伝わる内容。怪獣映画で重要な要素のひとつである(だった)原爆がどのように扱われてきたかその変遷を知れる。

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