対決!日本史 4 日露戦争篇 潮新書

安部龍太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784267023743
ISBN 10 : 4267023743
フォーマット
出版社
発行年月
2023年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
佐藤優 ,  
追加情報
:
240p;18

内容詳細

清・ロシアに勝った日本の過ちとは。日露の背後で蠢いた英米の思惑とは。戦乱へと突き進んだ時代の真実に迫れ!「過去」と「今」は直結する。

目次 : 序章 日露戦争からウクライナ戦争を照射する視点/ 第1章 日清・日露戦争 東アジアの地政学/ 第2章 日露協商の挫折/ 第3章 日露戦争の前哨戦としての日英同盟/ 第4章 正戦論と非戦論/ 第5章 二百三高地の教訓/ 第6章 バルチック艦隊来襲/ 第7章 ポーツマス条約/ 第8章 日露戦争とは何だったのか

【著者紹介】
安部龍太郎 : 1955年福岡県八女市(旧・黒木町)生まれ。久留米工業高等専門学校機械工学科卒業。東京都大田区役所勤務、図書館司書として働きながら小説を執筆。90年に『血の日本史』で作家デビュー。2005年に『天馬、翔ける』で中山義秀文学賞を受賞。13年に『等伯』で直木賞受賞。20年、京都府文化賞功労賞を受賞

佐藤優 : 1960年東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、専門職員として外務省に入省。在イギリス大使館勤務、在ロシア大使館勤務を経て、外務省国際情報局で主任分析官として活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕・起訴され、09年6月に執行猶予付き有罪確定(13年6月に執行猶予期間が満了し、刑の言い渡しが効力を失った)。著書に『国家の罠』(毎日出版文化賞特別賞)、『自壊する帝国』(新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞)、『十五の夏』(梅棹忠夫・山と探検文学賞)など多数。20年12月、菊池寛賞(日本文学振興会主催)を受賞。同志社大学神学部客員教授も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Isamash さん

    阿部龍太郎と佐藤優による2023年発行の対談第4弾。日露戦争がテーマで相変わらずとても面白い。阿部の日本軍の武器(陸軍の命中精度が良い有坂銃、海軍の高温燃焼の下瀬火薬や作動性の良い伊集院信管)の説明が半端なく凄い。また戦術無く多大な死者を出した203高地での戦い方と裏腹に、明石元二郎等の情報活動(バルチック艦隊の動きを多方面の情報で把握)が結構なされていた事実も印象的。長期的に相当な利権得たのに、賠償金を取れなかったことへの憤りからの日比谷焼き討ち事件も、日本メディアの普遍的程度の低さを痛感させられる。

  • オールド・ボリシェビク さん

    戦国時代から日本史を語り尽くす対談シリーズの4作目。今回は日露戦争を巡る国内及び国際状況を振り返る。日露戦争で得た成功体験が、その後の日本の道を誤らせたことは何度でも強調しておくべきである。そして日露戦争は日本がようやく勝ちを拾った戦いであったことも。佐藤優が、ロシアのウクライナ侵攻とのアナロジーで日露戦争を概説するのも興味深いところである。

  • 桜 さん

    冒頭にあった佐藤氏のコメント、「安倍は小説、私はノンフィクションと異なる分野で活動している作家ではあるが、二人の出自はいわゆるエリート層でなく、民衆出身だ。日清戦争、日露戦争についての話し合いを深めるなかで、私は自らの民衆性を再認識した。戦争に巻き込まれることは民主を不幸にする。この基本認識だけは、絶対に揺るがせてはならない。」の部分が一番印象に残った。これでシリーズ4巻目。この後どうなるのだろう。遡って別の時代についての2人の語りも読みたい。

  • れいまん さん

    今回は、日露戦争と現在のウクライナ、ロシア戦争をアナロジカルに分析している。 驚くほどよく似ている状況に、現在が戦前になっているのだと感じます! 歴史をよく学ばないといけませんね!

  • ほととぎす@nekohototogisu さん

    日露戦争について、ポーツマス条約締結での朝河貫一の活躍等知らなかった事も多く、大変面白く勉強になった。ただ、前回の3でも感じたが、佐藤氏の体調の問題か、1や2と比べボリューム的に薄く、そこが少し残念。

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人物・団体紹介

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安部龍太郎

1955年福岡県生まれ。歴史小説家。89年から1年間「週刊新潮」で「日本史 血の年表」(『血の日本史』に改題)を連載しデビュー。2005年『天馬、翔ける』で中山義秀文学賞、13年に『等伯』で直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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