昭和天皇実録 第7 自昭和十一年 至昭和十四年

宮内庁

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784487744077
ISBN 10 : 4487744075
フォーマット
出版社
発行年月
2016年03月
日本
追加情報
:
908p;24

内容詳細

記録的な大雪が続いた帝都において、二・二六事件が発生、信頼する重臣が銃弾に斃れる。昭和天皇は断固たる決意をもって鎮圧を命じた。翌年七月、盧溝橋の発砲事件をきっかけに中国との全面戦争に突入する。大本営設置、国家総動員法公布など、戦時体制は着々と整えられてゆく。激動する内外の情勢のなか、昭和天皇がいかに行動されたかを記す。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    この第7巻は昭和11年から14年までの出来事が収められています。ある意味、かなりの激動期であったということが言えるのではないでしょうか?11年の2.26事件を手始めに、12年の盧溝橋事件、14年のノモンハン事件などが立て続けに起こる感じです。特に、2.26事件のときには今までにあまり読んだことのない情報が入っています。陛下がだれから報告を受けどのように対応されていたかがよくわまります。やはり生の情報の迫力というものは大したものだと感じました。

  • ぐうぐう さん

    『昭和天皇実録』第七は、昭和11年から14年までの記録が収められてる。日中戦争が始まる(勃発時は「北支事変」と呼ばれていたが、昭和12年9月2日の閣議で「支那事変」と呼称される。もちろんそのことも実録には記載されている)ものの、太平洋戦争前であり、比較的穏やかな記載も多い。例えば、昭和11年2月5日は、54年ぶりとなる大雪が東京を見舞い、裕仁は内庭にて侍従達とスキーを楽しんでいる。翌12年1月には、侍従甘露寺受長発案による貝カルタなる遊びもしている。(つづく)

  • おおとろ さん

    ☆☆☆☆☆ 再読

  • もくもく さん

    昭和11〜14年 2.26事件(11年)からドイツのポーランド侵攻(W.W.2の開戦:14年9月1日)までの記録とも言えます。 前巻での5.15事件の記述がかなり素っ気無かったのに比して、2.26については記録が詳細であり、誰からどうやって宮中に情報が届き、それに陛下がなんと返答したかも記述されています。そしてかなり早い段階から、陛下は陸軍の動きに不快や疑念を示されていたようにも読めました。終戦時に活躍するあの鈴木貫太郎が天皇の働きかけもあって2.26で一命を取り留めるのも、歴史の不思議な所です。

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