アメリカ最後の実験

宮内悠介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784103398110
ISBN 10 : 4103398116
フォーマット
出版社
発行年月
2016年01月
日本
追加情報
:
248p;20

内容詳細

失踪した父を探して難関音楽学院を受験する脩。そこで遭遇する連鎖殺人。謎の楽器“パンドラ”。“音楽”は人をどう変えるのか。才能に、理想に、家族に、愛に―傷ついた者たちが荒野の果てで掴むものは…?

【著者紹介】
宮内悠介 : 1979年東京生まれ。92年までニューヨーク在住、早稲田大学第一文学部卒。在学中はワセダミステリクラブに所属。2010年、囲碁を題材とした「盤上の夜」で第1回創元SF短編賞の最終候補となり、選考委員特別賞である山田正紀賞に輝く。同作を表題とする『盤上の夜』は第一作品集ながら第147回直木賞候補となり、第33回日本SF大賞を受賞。さらに第二作品集『ヨハネスブルグの天使たち』も第149回直木賞候補となり、第34回日本SF大賞特別賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    音楽うんちく系のサスペンス?。SFではなくミステリ寄りになるのか?

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    (辛口感想です)ロボット製作で生じる「不気味の谷」現象、名がないことで生じるアイデンティティによる不確かさ、Fate/staynightでテーマになった「偽物は本物たり得るの」などがばら撒かれているが故に物語が散逸になったような気がします。アメリカという人種の坩堝で様々なバックボーンを持った登場人物がいるのにあっさりとしか触れないのも難。特にリューイの故郷が人の精神をも変え得る音楽が一切、ない場所だから「音楽」という概念がないには『ハーモニー』の設定をちょっと変えただけだよね…。伊藤計劃の影響が大き過ぎる

  • 山田太郎 さん

    あんまりジャズ興味ないし、逃げた親父が会社の上司と同じ名前なのがいやだったが、これはよかった。なんだかんだでけっこう好きな気がするこの作者。

  • そうたそ さん

    ★★☆☆☆ うーん……、なんだかよくわからなかったというのが正直な感想。一体著者は何を描こうとしているのか。いまいち把握しきれない自分がもどかしいなあ……。SFタッチな作品の多かった今までとは打って変わって少しミステリっぽい印象も思わせる本作であるが、音楽が全面に押し出されている作風。この作風誰かに似ているなあと思いながら読んでいたのだがいまいち思い出せない。逆に言えば今までの作品のほうが宮内さんの独自性が感じられて好きだったかな。読んでみたものの自分の中には音楽が響いてこなかった、それに尽きる。

  • keroppi さん

    音楽はゲーム?音楽は性?音楽は麻薬?音楽は暴力に抗うために生まれてきた?アメリカを舞台に宮内さんの音楽が、響きわたる。宮内さんは、何処へ行くのだろう?最新刊「あとは野となれ大和撫子」が図書館予約で回送中となった。楽しみ‼︎

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人物・団体紹介

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宮内悠介

1979年、東京都生まれ。作家。早稲田大学第一文学部卒。2010年に短編「盤上の夜」で第1回創元SF短編賞選考委員特別賞(山田正紀賞)を受賞し、デビュー。連作短編集『盤上の夜』で第33回日本SF大賞、2013年に第6回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞、『ヨハネスブルグの天使たち』で第3

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