超動く家にて 創元SF文庫

宮内悠介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488747039
ISBN 10 : 4488747035
フォーマット
出版社
発行年月
2021年04月
日本
追加情報
:
351p;15

内容詳細

雑誌『トランジスタ技術』のページを“圧縮”する架空競技を描いた「トランジスタ技術の圧縮」、ヴァン・ダインの二十則が支配する世界で殺人を目論む男の話「法則」など16編。日本SF大賞、吉川英治文学新人賞、三島由紀夫賞、星雲賞を受賞し、直木・芥川両賞の候補となった著者の傑作快作怪作を揃えた自選短編集。あとがき、文庫版オリジナルのおまけも収録。

【著者紹介】
宮内悠介 : 1979年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒。第1回創元SF短編賞に投じた「盤上の夜」で山田正紀賞(選考委員特別賞)を受賞しデビュー。同作を表題作とした作品集で第147回直木賞候補、第33回日本SF大賞受賞。『ヨハネスブルグの天使たち』で第149回直木賞候補、第34回日本SF大賞特別賞を受賞。『彼女がエスパーだったころ』で第38回吉川英治文学新人賞、『カブールの園』で第30回三島由紀夫賞、『あとは野となれ大和撫子』で星雲賞、『遠い他国でひょんと死ぬるや』の成果により芸術選奨新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hnzwd さん

    色々なジャンルの話を描き、SFだけには収まらない宮内さんの短編集。短編ならではの変化球が詰め込まれてます。冒頭のトランジスタ技術の圧縮がもう独特の世界観。

  • one_shot さん

    宮内悠介氏の超絶バカ短編SF16本+あとがきは、どれも読み手の読書姿勢を半身にさせる。正面からこの「しょーもな」を受けたら怪我や火傷は免れない。思いついてもわざわざ書かんだろうよ、というものだけが何かの間違いで書かれて上梓されてしまった。劈頭、実際に全ページの半分を広告が占めると言われるエレクトロニクス雑誌「トラ技」の広告部分だけをカットしどのように圧縮保存するかという架空のコンテストを描いた「トランジスタ技術の圧縮」など、電子書籍の敷衍でそのテーマ自体が時代錯誤となっているが、それも含めて愛でる短編集。

  • ロア さん

    タイトルに惹かれて読んでみた、初宮内悠介。自薦短編集です。創元SF文庫なのでSFの話なんだろな〜という前情報のみで読み始めたのですが、どの話も面白くて読むのを止められず、ほぼ一気に読了。筆者が今回初めて執筆したというあとがきに「ネタに偏った作品のみを集めた」とあり、なるほど納得。あとがきも面白くて既に5回くらい再読済み。酉島伝法による解説も良かったです。解説によると、本書は俗称「宮内悠介バカSF短編集」であり、担当編集者どうしで、どの作品が最もバカなのかが議論されたそうです(*´ω`*)

  • かもすぱ さん

    悪ふざけ成分とSF成分とが奇妙に入り混じる短編集。巻頭の『トランジスタ技術の圧縮』なんて、冒頭半ページから「あれ、おかしいな?」感が振り切れる。雑誌「トラ技」を圧縮する競技のスポ根なんてどういう心境ならこんなの生まれ落ちるんだという怪作(あとがきに執筆動機記載あり)。とはいえ、おふざけ無し短編もあってなかなかの出来でさすがという感じ。『弥生の鯨』はSF谷崎みたいな作風でおふざけだったのか判別が難しいところ。柞刈湯葉とか三方行成が好きなら是非。

  • びっぐすとん さん

    これは好きな方の宮内さん。こちらがデジタル音痴なせいでよくわからないものもあったが、総じて面白かった。「トランジスタ技術の圧縮」「アニマとエーファ」「法則」「星間野球」が特に好み。「かぎ括弧のようなもの」は訳がわからん??よくこういうの思い付くなあ。『スペース金融道』も文庫化しないかなー。

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人物・団体紹介

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宮内悠介

1979年、東京都生まれ。作家。早稲田大学第一文学部卒。2010年に短編「盤上の夜」で第1回創元SF短編賞選考委員特別賞(山田正紀賞)を受賞し、デビュー。連作短編集『盤上の夜』で第33回日本SF大賞、2013年に第6回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞、『ヨハネスブルグの天使たち』で第3

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