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キラキラ共和国 幻冬舎文庫

Ito Ogawa

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344428805
ISBN 10 : 4344428803
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2019
Japan

Content Description

亡き夫からの詫び状、憧れの文豪からのラブレター、大切な人への遺言…。祖母の跡を継ぎ、鎌倉で文具店を営む鳩子のもとに、今日も代書の依頼が舞い込みます。バーバラ婦人や男爵とのご近所付き合いも、お裾分けをしたり、七福神巡りをしたりと心地よい距離感。そんな穏やかで幸せな日々がずっと続くと思っていたけれど。『ツバキ文具店』続編。

【著者紹介】
小川糸 : 作家。デビュー作『食堂かたつむり』が、大ベストセラーとなる。同書は、イタリアのバンカレッラ賞、フランスのウジェニー・ブラジエ小説賞を受賞。『ツバキ文具店』は、2017年本屋大賞四位を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ツバキ文具店の続編です。ミツロウさんとポ...

投稿日:2021/06/18 (金)

ツバキ文具店の続編です。ミツロウさんとポッポちゃんが入籍してからの生活が描かれています。ミツロウさんの実家を訪れたりミツロウさんの元妻美雪さんのお話がとても心温まり読後、幸せな気持ちになりました。

ひまわり さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さてさて

    続編ということもあって、作品冒頭から一気に作品世界に没入できる喜び、奥深い代書の世界に触れることのできる歓び、そしてあまりに美しい言葉が紡ぐ作品世界と戯れることのできる悦びに、なんて幸せな読書なんだろう、と恍惚となった至福の時間でした。「ツバキ文具店」、そして「キラキラ共和国」。しみじみと、いいなあ、この作品たち。ただただ、そう感じました。 小川さん、幸せな時間をありがとうございました。

  • mae.dat

    人と人、人と物事との間に存在する、細やかな幸せと言うか悦びをキャッチする能力高い。それが各人の為人を上手く浮かび上がらせますね。レディ・ババさん(꒪ω꒪υ)。また、凄いキャラが出て来ました。自分、と言うか、母の血を後世に残してはならないと縛りを課すの、とても厳しい。それくらい強烈なキャラで、鳩子の深層に刻み込まれたけど、一体何だったのでしょうね。最後は感謝“は”できるって。前妻さんへの手紙締めは良かったですが、離婚したい奥さんと、したくない旦那さんはどうなったのかな? 男爵の健康と余命も心配なままです。

  • kanegon69@凍結中

    前作以上に感情移入できた素晴らしい作品でした。今作は代書屋としての描写よりも、家族というものを少しずつ少しずつ大切に味わっていく彼女のひたむきで優しくて真っすぐな思いに心を打たれました。QPちゃんへの溢れんばかりの愛情、ミツローさん、亡き美雪さんへの想い、胸がつまり涙がこぼれてしまう場面が多数ありました。こんな風に人を大切に想えるのは、やはり先代の想いも通じたからなのかもしれない。人は失ってからその大切さに気づく。でも失わない事なんて誰にもできない。だから心の中でキラキラとつぶやき今を大切にしたいと思う。

  • けいご

    この作品に川端康成が出てくると聞いて再読★前回読んだ時には川端康成が誰なのか知らなくて気がつかなかったからもっかい読み直しました★あえてどの辺に出てくるのか探さずに最初から読み直したんだけれど、だいぶ後半だったのねw人生の波に抗っている時は辛い事も悲しい事も骨身に染みるけれど、思い切って受け入れてしまえばそれらさえ楽しみに変えられるかもね?っと相変わらずそう思わせてくれる1冊でした★

  • エドワード

    ツバキ文具店ふたたび。守景さんと結婚し、QPちゃんの継母になった鳩子。結婚のお知らせを「家族になりました」と書く。ここ数年、結婚のお知らせを葉書でもらわない。若者は皆フェイスブックの時代だ。本作も鳩子は様々な代筆をする。妻・Jクレオパトラから離婚を迫られるリチャード(半)ギア、達筆と悪筆、両方書き分ける鳩子の器用さに脱帽。QPちゃんの習字もいいね。子供にしか書けない字だ。小川糸さんの作品はみな食べ物が美味しそう、今回は鎌倉を飛び出し、守景さんの故郷・高知の皿鉢料理なども登場し、実に魅力的だ。次もあるかな?

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