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真夜中の栗 幻冬舎文庫

Ito Ogawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344431621
ISBN 10 : 4344431626
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan

Content Description

私の毎日はいたって平凡だ。仕事をして、料理を作る。市場で買った旬の苺でサラダを作ったり、暖房が壊れた寒い日には、キムチ鍋を囲んだり。眠れない夜には、茹でただけの栗を食べながら窓辺で夜空を見上げ、年末には林檎ケーキを焼きながら年越しの準備をする。誰かの笑顔のために、自分を慈しむために、台所に立つ日々を綴った日記エッセイ。

目次 : 大晦日(1月11日)/ 母なる証明(1月16日)/ 声の力(1月20日)/ 年賀状(1月23日)/ キムチ様様(1月24日)/ 一陽来復(2月4日)/ ホッリーヤ!(2月15日)/ 啓蟄(2月18日)/ 女の園へ(2月26日)/ 長い長い春の宴(3月8日)〔ほか〕

【著者紹介】
小川糸 : 作家。デビュー作『食堂かたつむり』が、大ベストセラーとなる。その他著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けんとまん1007

    とても豊かなこころになれる1冊。常日頃の暮らしを、こんな風に描くことが、自分の目指すことでもある。そのうえに、硬軟取り混ぜてというのも、今の自分自身の思うところにフィットしている。そこにあるのが、人へ思いを寄せること、それだけでなく、もう一歩、先へ行こうとする心。簡単なことではないが、少しでもそうありたいと思う。

  • のぶ

    小川糸さんのいつもの日記風のエッセイ。いつも楽しみにしているので、また読む事ができて嬉しかった。今回は2019年1年間を綴ったもの。すっかりベルリンに居ついてしまった小川さんはほとんど向こうでの生活で、日本には1か月しか戻っていない。そんなベルリンでは料理、旅行、愛犬ユリネとの触れ合いに、政治的発言が少々。相変わらず毎日の生活を楽しんでいて、これには憧れる。旅行もイタリアやイギリスに出かけて充実した生活を送っている事が良く分かる。夫のペンギンさんも時々出てきて、今回も楽しい1年を覗くことができた。

  • よしのひ

    久々の小川糸さんエッセイ。小川糸さんのエッセイは色々読んできたが、その中でもベルリン滞在話がメインとなったエッセイ。ご本人は毎日同じことの繰り返しと綴っていたが、その1つひとつに輝きを持たせられることがスゴイのではないかと思う。特に胃袋が反応してしまった。ここ最近忙しさを言い訳に日記中断してたが、再開させようかと少しやる気に。また『ライオンのおやつ』はずっと読みたいと思っていた心の積読本であったが、今作読んで一気に優先順位が上がる。ゆりねの登場はまぁまぁ、ペンギンは今回少なめ?

  • はな

    丁寧な生活をしていると季節を感じる事ができて素敵だなと思う。社会問題もチョイチョイ出てきてのほほんとだけしていないエッセイ。相変わらずドイツ生活羨ましいです。

  • みなみ

    2019年の日常で感じたことを書き連ねたエッセイ。小川さんの「人間とは時に相手を人とも思わないような暴力で苦しめるものなのだ、という事実として受け止めるしかないと思った」という小川さんの読んだ「ガザに地下鉄が走る日」が気になった。後は最後のトークショーでの言葉が印象的。「ジョイフルっていうことが、わたし、人生で何よりも大切なんだな、その瞬間瞬間が、喜びに満たされること、人が生まれてくる時に果たさなければいけない使命というのは、幸せになることなんだ」と友達からのメッセージをきちんと受け取る小川さんがすごい。

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