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天獄と地国 ハヤカワ文庫

小林泰三

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150310301
ISBN 10 : 4150310300
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

〈受賞情報〉星雲賞日本長編部門(小説)(第43回)

【著者紹介】
小林泰三 : 1962年京都府生まれ。大阪大学基礎工学部卒。同大学院基礎工学研究科修了。1995年、「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞して作家デビュー。以降『人獣細工』『肉食屋敷』などの作品集で、緻密な論理とグロテスクなイメージを特徴とするSF・ホラー短篇の名手としての評価を確立した。2001年発表の『AΩ』、2002年発表の短篇集『海を見る人』(ハヤカワ文庫JA)で、日本SF大賞に連続ノミネート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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一点だけ。読了すると表紙の時点で凄まじい...

投稿日:2013/08/20 (火)

一点だけ。読了すると表紙の時点で凄まじいネタバレと気づくが、要するにこれはダイソン球殻の外から中に入ろうとする物語なので、最後に眼にする核爆発は太陽のそれだろう。

emanon さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • GaGa

    短編小説を長編化した作品。私は短編は読んだことはないのだが、ワンアイディアとしてはありだと思うし、発想自体は楽しめるものだと思う。でも、これ、ただ単に引き伸ばしただけじゃないか?作者はあとがきで、そうではなく、語られなかった部分を提示したというが、そういう見方をしても、短編読んでいない立場のものを面白がらせる要素に欠けている。

  • miroku

    無茶な設定だけどね・・・。面白いからいいや♪

  • 烟々羅

    短編版、および関連作品の設定に冒険を加え、詰んだ状態から未来を掴もうというはなし。未完である。 たとえばこのテーマを若き日の山田正紀氏が描いたら、どのように料理しただろうか。逆にあの当時の山田正紀氏の、ふっきれて爽快な冒険譚になる代わりに二極対立のマンネリズムになることを避けたからこそ、このようなリズムの作品になったのかなどと考える。 エンターテイメントになり切れなかった憾みはあるが、エンターテイメントに徹しても読者が分散してしまういまの市場においては、小林氏らしさを追求するのもまたひとつの商業戦略だろう

  • ヒロユキ

    戦争や自然破壊をやめられない社会への皮肉…と受け止めればいいのか。…だけど…「ちょっとー!ここからでしょうよー!」が読後の第一声…あとがきの『物語の語られていない他の部分に関してもいつか執筆する機会があればと思うのである。』…って『…思うのである。』じゃなくて、その機会をなんとしてでも作ってください!お願いします!ヤスミン先生!

  • まつじん

    壮大な思考実験でしょうか。ラストがあんまりです。もっとスッキリとした”解”が欲しかったなぁ。

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