基本情報
内容詳細
書き手の「何か」が過剰に溢れた言葉。意図的に「何か」を隠すため、論理を捨てて抒情に流れた文章。そこに「ポエム」は現われる。感情過多で演出過剰な、鳥肌モノの自分語りは、もはや私生活ストリップだ。Jポップの歌詞や広告のコピーならまだ許せる。だが、いまやこの国では、ニュースや政治の言葉までもが「ポエム化」している!名物コラムニストが不透明な時代を考察する。
目次 : 1 ポエムに万歳!(ニュースがポエムになるとき/ 「ポエム」化する日本 ほか)/ 2 事件はスマホで起きている(「動員の革命」か大人の遠足か/ 電子メールはあと2年で終わる ほか)/ 3 制御された欲望(レッズサポに「群集」の未来を見た/ ファッションを考える ほか)/ 4 オレの責任じゃない(偽装の発生過程/ 高齢者の犯罪 ほか)/ 巻末対談 ポエム考―CMプランナーにして、作詞家。麻生哲朗さんと。
【著者紹介】
小田嶋隆 : 1956(昭和31)年、東京生れ。コラムニスト。早稲田大学卒業後、食品メーカーに入社。1年ほどで退社後、小学校事務員見習い、ラジオ局ADなどを経てテクニカルライターとなり、現在はひきこもり系コラムニストとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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扉のこちら側 さん
読了日:2016/11/07
マエダ さん
読了日:2017/06/06
白パラガス さん
読了日:2018/08/21
rico さん
読了日:2017/09/28
織田秋葉 さん
読了日:2016/09/13
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人物・団体紹介
小田嶋隆
1956年東京赤羽生まれ。早稲田大学卒業。食品メーカー勤務などを経て、テクニカルライターの草分けとなる。国内では稀有となったコラムニストの一人。2022年、はじめての小説『東京四次元紀行』(イースト・プレス)を刊行、6月24日病気のため死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです
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【訃報】 小田嶋隆 コラムニストの小田嶋隆さんが病気のため死去されました。享年65歳でした。心よりご冥福をお祈り申し上げます。 HMV&BOOKS online|2022年06月24日 (金) 18:00
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