世界で最もイノベーティブな組織の作り方 光文社新書

山口周

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334037680
ISBN 10 : 4334037682
フォーマット
出版社
発行年月
2013年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
山口周 ,  
追加情報
:
301p;18

内容詳細

イノベーションを生み出すための組織とリーダーシップのあり方とは?組織開発が専門のヘイグループに所属する著者が、豊富な事例やデータをまじえながら、柔らかな文体で解き明かす!

目次 : 第1章 日本人はイノベーティブか?(イノベーションにまつわる誤解/ 「組織」が「個人」をダメにする)/ 第2章 イノベーションは「新参者」から生まれる(人材の多様性/ 自ら動け!)/ 第3章 イノベーションの「目利き」(ネットワーク密度の高さ/ 非線形で柔軟なプロセス)/ 第4章 イノベーションを起こせるリーダー、起こせないリーダー(リーダーシップのパターンを知る/ 共感を得るビジョンを打ち出せ)/ 第5章 イノベーティブな組織の作り方(人材採用/育成/配置/ 評価/報酬システム/ 意思決定プロセス/ 価値観/ リーダーシップ)

【著者紹介】
山口周 : 1970年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒業、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通、ボストン・コンサルティング・グループ、A.T.カーニー等を経て2011年より組織開発を専門とするヘイグループに参画。専門はイノベーション、組織開発、人材/リーダーシップ育成、キャリア開発(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • @nk さん

    著者曰く、イノベーションとは花であり、それ自体を創り出すことはできず、土壌を整えて芽吹かせるものである。また、語源からして「何か」を新たにするものではなく、「自分」を新たにすることである、と。その開花に必要な、リーダーシップと組織に対する考察が、ふんだんに盛り込まれた非常に示唆に富む好著だった。ルールで判断、論理で整理できない例外に対処するのがリーダーであり、自身より上がビジョンを示さないことを言い訳にする時点でOutだという著者の言及に、まさに私の職場におけるコロナ禍への対応を思い浮かべてしまった。⇒

  • Kentaro さん

    多様性が創造性に昇華されるには、組織内に「思考の多様性」や「感性の多様性」が生まれ、それが結果的に「意見の多様性」につながり、組織内に建設的な認知的不協和が発生する必要がある。つまり最終的に重要なのは「意見の多様性」であって属性の多様性ではない。多くの企業が取り組んでいる属性の多様性に関する向上は、それはそれで否定はしないものの、属性の多様性がしっかりと「意見の多様性」につなげられるかどうか、という点にかかっている。 組織内において革新的なアイデアを生み出す人は「若い人」か「その組織に加わって日が浅い人」

  • Sakie さん

    この著者の本はいろんなところから引用や例を挙げるので、組織談義として楽しい。さて、組織のポテンシャルを上げるためのあれこれ。採用時のダイバーシティのみならず、採用後の個性発露が阻害されないことが大事とある。自社の空気にまだ染まらない新参者こそイノベーションの種であり、反対意見や違う発想を聞かせてほしいとこちらから積極的に拾い上げる『聞き耳のリーダーシップ』を勧める。かつ、その後も情報を与え、自分の発言が働く環境をより良くするという実感を与えることが大事だと思う。プリコラージュ方式は企業にも適用できるか?

  • えりまき さん

    2023(292)会社での紹介本。読みやすくて内容も勉強になりました。日本人は個人としての創造性は高いが、組織に入ると活かされないと。スペースシャトルや大韓航空の事故などが、上司・部下のコミュニケーション不足と知りショック。改めてコミュニケーションの大切さを感じました。「人に創造性を発揮させようとした場合、報酬(特に予告された報酬)は、効果がないどころか、逆効果だということです。」

  • takam さん

    日本人はイノベーションが苦手というが私もそうは思っていない。日本人は昔から独特なカルチャーを持ち、世界に影響を与えるカルチャーや技術開発を世界に先駆けて世に出したことがある。現代の日本企業がイノベーション創出で苦労する理由はイノベーションが予定調和に発生すると思っているためである。イノベーションは計画によっては生まれない。アップルやグーグルはVUCAの時代においてイノベーションが予定調和でないことを知っているから、失敗のリスクを負ってチャレンジする。日本企業は失敗を嫌い全てが予定調和に成り立つと信じる。

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