思考のコンパス ノーマルなき世界を生きるヒント PHPビジネス新書

山口周

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569850610
ISBN 10 : 4569850618
フォーマット
出版社
発行年月
2021年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
山口周 ,  
追加情報
:
208p;18

内容詳細

時代の“先”が見えない今、多くの人が迷わないための“地図”を欲している。しかし、「地図はすぐに古くなり、使い物にならなくなる。一方、真北を常に指すコンパスさえあれば、どんな変化にも惑わされず、自分の選択に迷うこともない」―そう語る著者が様々な分野の識者と対話。自分の「思考のコンパス」を手に入れ、迷った時に一歩踏み出すためのヒントが得られる1冊。

目次 : はじめに―アフターコロナの世界を生きるためのコンパス/ 第1章 夢中になれる仕事を見つけられない日本の社会システムとは?(北野唯我)/ 第2章 「資本主義はもうダメだ」では社会は変わらない。「すきま」を埋める言葉を(近内悠太)/ 第3章 五感から情報化するために人間は「ノイズ」を求める(養老孟司)/ 第4章 タンザニア商人に学ぶ制度や組織に頼らない生き方(小川さやか)/ 第5章 生物的な仕組みの理解なしに資本主義は成り立たない(高橋祥子)/ 第6章 毎月7万円のベーシックインカムが日本の閉塞感を打ち破る(井上智洋)/ 第7章 ゆるやかに今を楽しむライフスタイルが徐々に広がっていく(広井良典)

【著者紹介】
山口周 : 1970年、東京都生まれ。独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。ライプニッツ代表。慶應義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通、ボストンコンサルティンググループ等で戦略策定、文化政策、組織開発などに従事。『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(光文社新書)でビジネス書大賞2018準大賞、HRアワード2018最優秀賞(書籍部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やすらぎ さん

    常に進むべき道を指し示す思考のコンパスが必要な時代。常識が新たな思考に制約をかけてしまう。違和感に敏感になり固定したライフスタイルから各人が幸福感受性を回復する必要がある。何が大切で何をしていくのか。よりよい未来を考える対談本。情熱は行動を起こすことで生まれ、小さなきっかけから大きく膨らんでいく。将来に漠然とした不安を抱えるからこそしがみつく。その日暮らしで生きる感覚も忘れてはいけない。バーチャル社会では偶発性が生まれづらい。壁一面の本棚から好みの一冊を探し当てるようなランダムネスなSNSが増えるだろう。

  • よっち さん

    変化の激しい時代に必要なのは常に進むべき道を指し示してくれるコンパス。北野唯我、近内悠太、養老孟司、小川さやか、高橋祥子、井上智洋、広井良典「ぶれない指針」を持つ7人との対話。グルを求める人が多い、偶像化すると本質が変わる、贈与に気づくことの重要性、便利さを追い求めると五感からの情報が失われる、不確実性に身を投じると生きやすくなる、ランダムに起きるエラーが進化をもたらす、ベーシックインカム論、資本主義の転換点など、ぶれない人たちの様々な視点からの提言は、こういう考え方・見方もあるのかと興味深く読めました。

  • ぶう さん

    7名の著名人と山口氏の対談本。一番面白かったのは遺伝子の研究をされている高橋さんの話。生物の進化というのはランダムに発生するエラーを元にもたらされるもの。この仕組みは生物の進化以外にも応用できるとても重要なものであり、エラーを発生させる仕組みを意図的に組みこんでいる会社もある。Googleの20%ルールなんかもそのひとつである。あとは井上氏のベーシックインカムの話も興味深かった。思考実験としては納得できる部分もあるが本当に可能なのだろうか?財源はあるのか?勤労意欲かなくなりはしないか?など興味は尽きない。

  • てつJapan さん

    【良かった】● 脱成長をテーマとした、著者が教養ある人と認める7名との対談集、というところでしょう。● 特に印象に残ったのは以下2人。 ● タンザニア商人の経済活動を研究する小山さやかさん。貸し借りの効用は1つの答えとしておもしろかったです。本を出しているので読みたい。 ● 生命科学研究所の高橋祥子さん。生命科学が経済活動を規定する。最近はやりのあれかと思って生暖かく読み始めましたが、ランダム化が進化をもたらす話はとても納得感がありました。 ● 養老さんの安定感あるすごさ。

  • Tenouji さん

    約1年前に出版されたものであるが、コンパスは変わらないとしても、具体的な内容としては、少し古さを感じるのが驚きだった。

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