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ブロックチェーン 相互不信が実現する新しいセキュリティ ブルーバックス

岡嶋裕史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065144350
ISBN 10 : 4065144353
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2019
Japan

Content Description

新しいタイプの「信用」を創造するしくみ―かつて政府や大企業が担保していた「信用」は、ハッシュ関数を応用することで、インターネット上に公開されたブロックチェーンの力で実現された。だが―。ビットコインなど暗号資産との関係を改めて整理し、基盤となる構造をゼロから解説。なぜ「万能の技術」ではないのか、その限界まで分かってしまう、ブロックチェーン入門書の決定版!

目次 : 第1章 なぜ社会現象になったのか/ 第2章 特定の値を導く「ハッシュ」/ 第3章 さまざまな事象への「ハッシュ」の応用/ 第4章 不正できない構造が連鎖していくしくみ/ 第5章 ブロックチェーンが抱える課題と他分野への転用/ 終章 最初の理念が骨抜きにされると、普及が始まる

【著者紹介】
岡嶋裕史 : 中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了。博士(総合政策)。富士総合研究所、関東学院大学准教授、同情報科学センター所長を経て、中央大学総合政策学部准教授および国際情報学部開設準備室副室長。専門は情報ネットワーク、情報セキュリティ。『セキュリティはなぜ破られるのか』『構造化するウェブ』『ジオン軍の失敗』(以上、講談社)ほか、NHKテキストや技術教本、ライトノベルなど、執筆活動は多岐にわたり、著書は170冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    ブロックチェーンのセキュリティがどのようなことでかなり安全なのかということとそれをどのように利用していくかということが非常にわかりやすく説明されています。同じシリーズで「「ビットコイン」のからくり」という本があって以前読んだのですが、どうも仕組みをすっきりとは理解できなかったのですがこの本は非常に明解でした。

  • まえぞう

    ビットコイン等の仮想通貨の根幹であるブロックチェーンについて、そこで使われているハッシュ関数や暗号化技術から解き明かされています。仕事の関係からこの技術の応用に関心があるのですが、仮想通貨のマイニングにあたる部分を誰がどのように実行するのか、経費はどうするのかが課題だなぁ、と感じました。

  • さきん

    ブルーバックスの本は専門的な内容にとどまることが多いが本書は専門的な内容に加えて、社会に技術が与える影響も考察して楽しく読めた。一番勉強になったのはハッシュ関数について、可逆、不可逆な暗号があって目的によって使い分けていることを初めて知った。何回も読み直していきたい良書。

  • おさむ

    最近、この言葉を見ない日はない「ブロックチェーン」。しかしながら、その中身については知らない人も多いのではないか。かくいう私もそうでしたが、この本を読み、少しですが、認識が深まりました。最も印象深かったのが、文豪の小説の一部をハッシュ値にしたもの。これが、この本の全てを物語っていると言ってもいいくらい。ブルーバックスなので文系の人は敬遠するかもしれませんが、斜め読みでも勉強になります。

  • ゲオルギオ・ハーン

    ブロックチェーンについては暗号資産と関連があることくらいしか知らなかったのでシステムの根本である『ハッシュ関数』から教えてもらえて助かりました。前半でハッシュ関数から得られるハッシュ値をさらに暗号化することでデータが途中で改竄されていないかどうか分かるということにとても驚き、勉強になりました。後半部分は暗号資産の仕組みが解説され、知らなかった分野の優れた仕組みを知れて興味深かったです。またブロックチェーンの仕組みと暗号資産の取引所の仕組みはまた別ということも勉強できてとても有意義な一冊になりました。

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