儚市川染五郎

市川染五郎 (八代目)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065125816
ISBN 10 : 4065125812
フォーマット
出版社
発行年月
2018年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
シリーズ
:
追加情報
:
144p;22

内容詳細

高麗屋三代襲名――祖父・二代目松本白鴎、父・十代目松本幸四郎とともに、八代目市川染五郎を襲名した著者。その13歳の素顔、決意、希望を、操上和美氏による撮り下ろし写真、新井敏記氏による独占インタビューで、あますところなく伝える。カラー80ページで見応えもたっぷり。京都南座の柿落し公演となる、2018年11月の三代襲名披露興行のタイミングでの刊行となる。

目次より――
一 在る
  まえがき
二 旅する
三 紐解く
  高麗屋箱
  父からの手紙
  化粧と稽古
  獅子を舞う
  弁慶役者への憧憬
  ハムレットを読む
  犬丸座へようこそ
  妹からの手紙
  東大寺行
四 描く
五 装う
六 語る
  高麗屋家系図
  八代目市川染五郎の軌跡


●目次
在る
まえがき
旅する
紐解く
描く
装う
語る



[著者プロフィール]

・市川 染五郎(イチカワ ソメゴロウ)著・文・その他
市川染五郎(いちかわそめごろう)
歌舞伎役者。2005年3月、東京都生まれ。
2007年6月、歌舞伎座『侠客春雨傘』高麗屋齋吉役で、本名の藤間齋として初お目見得。2009年6月、歌舞伎座『門出祝寿連獅子』童のちに孫獅子の精役で、四代目松本金太郎を名乗り初舞台を踏む。そして、2018年1月、歌舞伎座『勧進帳』源義経役他で、八代目市川染五郎を襲名。祖父・二代目松本白鸚、父・十代目松本幸四郎とともに高麗屋三代襲名披露を行う。


・操上 和美(クリガミ カズミ) 写真
操上和美(くりがみかずみ)
写真家。1936年北海道生まれ。
ファッション、広告の分野を中心に、フィルムディレクターとしても活躍を続ける。講談社出版文化賞写真賞、毎日デザイン賞、日本宣伝賞山名賞などを受賞。おもな写真集に、『NORTHERN 操上和美写真集』(スイッチ・パブリッシング)、『陽と骨』(PARCO出版)など。


・新井 敏記(アライ トシノリ) 著・文・その他
新井敏記(あらいとしのり)
編集者、作家。1954年茨城県生まれ。
1985年『SWITCH』、2004年『Coyote』、2013年『MONKEY』を創刊し、3誌の編集長、発行人を務める。2015年、伊丹十三賞を受賞。著書に、『人、旅に出る「SWITCH」インタビュー傑作選』(講談社、のち『SWITCH STORIES 彼らがいた場所』―新潮文庫―と改題)など。

【著者紹介】
市川染五郎 (七代目) : 歌舞伎役者。2005年3月、東京都生まれ。2007年6月、歌舞伎座『侠客春雨傘』高麗屋齋吉役で、本名の藤間齋として初お目見得。2009年6月、歌舞伎座『門出祝寿連獅子』童のちに孫獅子の精役で、四代目松本金太郎を名乗り初舞台を踏む。そして、2018年1月、歌舞伎座『勧進帳』源義経役他で、八代目市川染五郎を襲名。祖父・二代目松本白鸚、父・十代目松本幸四郎とともに高麗屋三代襲名披露を行う

操上和美 : 写真家。1936年北海道生まれ。ファッション、広告の分野を中心に、フィルムディレクターとしても活躍を続ける。講談社出版文化賞写真賞、毎日デザイン賞、日本宣伝賞山名賞などを受賞

新井敏記 : 編集者、作家。1954年茨城県生まれ。1985年『SWITCH』、2004年『Coyote』、2013年『MONKEY』を創刊し、3誌の編集長、発行人を務める。2015年伊丹十三賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ga さん

    現在中学二年生、何度もその年齢が頭を過るけれど、彼の丹精で大人びた佇まいは最早年齢超越の域。歌舞伎に対する常に真摯な姿勢も、ただ単にこの家に産まれたからというのではないベクトル。かと思えば、妹のくんちゃんとの犬丸座が微笑ましい・・と言いたい所だが脚本まで緻密で完璧なところがやっぱり只者ではない。演者としての自分に厳しい染五郎、今後のご活躍を本当に心から楽しみにしています。成長過程を見届けられる楽しみな役者がいるって幸せ。半分白塗りの化粧中の写真の美しさに息が止まるかと思ったわ!

  • G-dark さん

    この先「市川染五郎」がどんなに立派な役者に成長して、どんなに沢山のファンからどんなに熱い心のこもったファンレターや歓声をもらおうとも、妹から兄に寄せる心や、兄が妹に寄せる心には、かなわない面があると思います。歌舞伎役者の家に子として生まれたことも一つの宿命と言えるでしょうが、今生で兄妹として生まれたこともきっと何かの理由があるので、これからも共に在り続けて欲しいです。舞台は演じたそばから消えていき、同じ舞台は二度とない儚いものだけれど、歌舞伎という伝統芸能や、兄と妹の絆は、「儚」ではありませんように。

  • 雨巫女。@新潮部 さん

    《私-図書館》私の最初に出逢った市川染五郎さんは、今の染五郎さんのお祖父さん。次の染五郎さんは、踊りの上手い今の染五郎さんのお父さん。時の流れを感じる。今の染五郎さんは、美少年だ。絵が上手いなあと思った。今後の活躍期待してます。

  • ゆうれいごまん さん

    妹の薫子ちゃん(くんちゃん)にも「いっくん」って呼ばれてるの。お父さんもおじいちゃんも、「いっくん」て呼ぶの。

  • Yoshie S さん

    2018年襲名のときのもの。それから3年半、当時美しい中学生と思っていた。今見るとあどけなさがまだまだ残っていて、顔つきが違う。勧進帳の義経は祖父白鸚さんの厳しい指導があったと聞いている。連獅子も印象深い。八月はまた歌舞伎座へ行く予定。

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