NHK出版 学びのきほん ともに生きるための演劇 教養・文化シリーズ

平田オリザ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784144072857
ISBN 10 : 4144072851
フォーマット
出版社
発行年月
2022年07月
日本
追加情報
:
112p;21

内容詳細

世界を見る解像度を上げる。「ことば」と「コミュニケーション」の原点を演劇に探る。

目次 : プロローグ 幕はもう上がっている/ 第1章 人間は「演じる」存在である/ 第2章 演劇で「日本語」を捉え直す/ 第3章 「対話の体力」を鍛える/ 第4章 これからをともに生きるために

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • アキ さん

    多くを語らずとも通じ合えるハイコンテクストの社会で使われてきた日本語には、欧米のような論理的な会話が不自然に感じられる。しかし、多様な文化が存在する社会では対話が必要となる。対話とは、異なる価値観を持った人との対等な関係でのすり合わせである。子どもたちへの演劇教育を通じて、世界を見る解像度を上げることを目指している。著者の目指す演劇は、現象学的還元論に基づくもの。芸術文化観光専門職大学を開校し、著者が育てたいと望んでいる「楽しく共同体を作れる人」は、豊岡のある但馬地域で幾人も生まれることであろう。

  • 三井剛一 さん

    海外では学校教育に演劇が取り入れられてるのに驚き。 役柄、演者、裏方含めコンテクストのズレをすり合わせていく過程は対話の学びになりそう。 異なる価値観・文化的背景を持つ人達と対話し、合意形成するためには、異なる価値観を恐れず表出し、認め合うことが大事。日本のお国柄で対等な関係が築きにくいが所以、対話も意識的に取り組まないと難しそう。同意せずとも、相手の気持ちをおもんぱかり共感できる人が多い世の中になるように。

  • どりーむとら   本を読み深めたい さん

     これからを「ともにいきるために」は対話の力を培っていくことが大切であること、そのためには相手の価値観との違いを把握しておくことが大切であることなどが改めて認識できました。平田オリザさんは、自分が他の国の人たちと共に、演劇を作り出した経験や、笠岡の学校で演劇教育を行ったことなどを基に分かりやすく解説してくれていた。ゴミ当番のことについての説明もよく私の腑に落ちた。物事には絶対的な正解がないものもある。職場でも、親戚との付き合いでも、地域との付き合いにおいてもこの本で読んだことを参考にして生きていきたい。

  • Aby さん

    コミュニケーションの助けとしての演劇.現在の学校教育(国語)における「演劇」の位置づけが,私には新しい.昭和に育った身としては,学芸会で「笠地蔵」とかやらされた意味が全然分かっていなかった.これからは,こういう教育を受けた子たちが社会に出ていくのだな.

  • papipapipapeace さん

    対話したい!といつも願っていますが 職場で努力しなければ!

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

平田オリザ

劇作家、演出家、芸術文化観光専門職大学学長。劇団「青年団」主宰。江原河畔劇場・こまばアゴラ劇場芸術総監督。1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞受賞。2002年日韓国民交流記念事業『その河をこえて、五月』で第2回朝日舞台芸術賞グランプリ受賞。ほか受賞多数。2011年フランス文化通信省より芸

プロフィール詳細へ

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品