火の鳥 1 黎明編 角川文庫

手塚治虫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041066300
ISBN 10 : 4041066301
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
追加情報
:
368p;15

内容詳細

漫画の神様のライフワーク。新装版刊行!

時は古代。女王ヒミコのヤマタイ国と対立するクマソ。部族間抗争は烈しく、戦場は火の海に。度々の危機をくぐり抜けて数奇な運命をたどる姉弟ヒナクとナギ、防人の猿田彦。そして、手柄欲しさに「火の鳥」を狙う欲望の男たち。酷くも美しいヤマトの自然を背景に「永遠の生命」へのそれぞれの「戦い」を描く。


■解説:赤川次郎
■新装版豪華企画:トリビュート漫画 今日マチ子

【著者紹介】
手塚治虫 : 1928年、大阪府生まれ、兵庫県宝塚市で育つ。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。勲三等瑞宝章受勲。漫画の神様と呼ばれ、現代の漫画文化を築き上げた人物。代表作に『鉄腕アトム』や『ブラック・ジャック』(75年第4回日本漫画家協会賞特別優秀賞)、『陽だまりの樹』(84年第29回小学館漫画賞)、『アドルフに告ぐ』(86年第10回講談社漫画賞)など多数。89年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Nyah さん

    実家に角川文庫の並べたら題名のところが黒くなっているシリーズを買って置いてあるのですが、実家にしばらく帰ってないので、図書館で借りました。久しぶりに読むと、前に読んだ時と違う感じです。ヒミコのヤマタイ国に滅ぼされたクマソ。クマソのナギを引き取り、育てるヤマタイ国の猿田彦。高天原族のニニギ。(大陸から渡った遊牧民族の首領?)➡︎ニニギノミコト 神武天皇のヤマト政府。 

  • ポタオ さん

    面白い。手塚治虫の漫画をちゃんと読んだことがなくて、読んでみようと思い買ってみました。不朽の名作はいつの時代に読んでも面白いから、不朽の名作なんだなと。今後の未来にも残っていくであろう作品でした。

  • 活字スキー さん

    言わずと知れた漫画の神様・手塚治虫のライフワーク。連載は断続的、いくつものバージョンがあったりしてこれまでごく一部しか読んでいなかったものを、最近リリースが始まった全14巻の新装文庫版で挑戦。漫画史上空前のスケールで描かれる「火の鳥」にまつわるエピソード群の中でも、古代日本を舞台としたこの『黎明編』は未読だった。先の大戦を直に知る世代ゆえか、人という存在、人の世の儚さや醜さ、恐ろしさの描き方に容赦がない。自分達のルーツを問い直そうとする姿勢も『家畜人ヤプー』に共通するものを感じた。

  • 星野流人 さん

    女王ヒミコやヤマタイ国の登場する古代を舞台にした物語。日本神話などの要素も交えつつ。物語の節目節目で、時代背景なんかも丁寧に説明されていて良かった。かつて敵同士でありながらも仲を深めていくナギと猿田彦の関係性が良かった。火の鳥を求めた者たちが志半ばで果てていく中、火の鳥を求めていなかった者たちが子を成して後代へと繋がっていくのがなんとも考えさせられる

  • gtn さん

    邪馬台国の盛衰を軸に、盛者必衰、因果応報を描く。永遠の生命を求める人間の愚かさ。火の鳥など求めずとも、生命は永遠であることに気付いていない。人生は一度こっきりではない。死んで、生命を休めた後、再び生まれ出る。睡眠と覚醒のようなものだと信じている。

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人物・団体紹介

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手塚治虫

1928年、大阪府生まれ。大阪大学医学専門部卒業。医学博士。1946年「マアチャンの日記帳」でデビュー。戦後ストーリーマンガのパイオニアであり、常にその牽引者として創作活動を続けた。89年2月9日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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