火の鳥 7|上 乱世編 角川文庫

手塚治虫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041066362
ISBN 10 : 4041066360
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
追加情報
:
352p;15

内容詳細

天才手塚治虫が遺した不滅のライフワーク。

時は十二世紀末。山で生計を立てる弁太と田舎娘おぶうは、都で美しいクシを拾ったことで引き裂かれ、平安末期の抗争に巻き込まれていく。おぶうは清盛の側女に、弁太は源氏集団に組み込まれた。病に伏せる清盛は、永遠の命をもたらすとされる「火焔鳥」の生き血を求め、やがてそれは戦火へと発展していき……。

手塚が当時のアニメーション技術について語ったインタビューも収録した充実の新装版。


■解説:中平まみ
■新装版豪華企画:描き下ろしトリビュート・コミック 安彦良和

【著者紹介】
手塚治虫 : 1928年、大阪府生まれ、兵庫県宝塚市で育つ。大阪大学医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。勲三等瑞宝章受勲。漫画の神様と呼ばれ、現代の漫画文化を築き上げた人物。代表作に『鉄腕アトム』や『ブラック・ジャック』(75年第4回日本漫画家協会賞特別優秀賞)、『陽だまりの樹』(84年第29回小学館漫画賞)、『アドルフに告ぐ』(86年第10回講談社漫画賞)など多数。宝塚市には手塚治虫記念館がある。89年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 紅香@新刊購入まで積読消化あと1冊⭐︎ さん

    『この世に種族がある限り、その種族の生きる道は権力の座を争うほかないのだろうか』平家が時の権力者だった時代。山で暮らすおぶうと弁太が櫛を拾ったことから表舞台に立つことを余儀なくされる。牛若とも出会い、ここにもまた、権力の座を争って暗雲が立ち込める。。序盤のエピソードで生きているものの業を諭されてしまう手塚治虫氏の俯瞰した眼力に畏れを抱く。乱世編下巻へ。

  • 活字スキー さん

    漫画史に時空を越えて燦然と輝くシリーズもようやく折り返しの七巻・乱世編(上)。時は12世紀末、平安貴族の時代から武士の世へとうねりは激しく、その中心となるのはかの平清盛。大河ドラマはほとんど観なかったのだが、この関西人丸出し坊主がめっぽう人間臭くて憎めない。彼はまぎれもなく日本を新たなステージへと押し進めた立役者、まさに時代の寵児であり、栄華を極め、それ故に苦しみ抜いて最期を迎えることとなる。奢れる者は久しからず。諸行は無常。武士の時代、欲望と暴力の嵐は留まるところなく吹き荒れることとなる。

  • gtn さん

    滅亡に向かう平家に義理立てしようとする女性、おぶう。永遠の生命に拘る清盛も愚かだが、おぶうも哀れ。盛者必衰だけではない。輪廻転生を併せて描くところに救いがある。

  • かもめ(甘き絶望) さん

    火の鳥7,8は乱世編の(上)(下)巻である。時代は1172-1189年間のの京都、平泉が舞台。源氏と平氏の戦いに、火の鳥や民衆(弁太とおぶうが主軸)がからんでえんやわんや。オリジナルにかなり改変してあると解説にある。プロローグの赤兵衛、白兵衛の語りが本編の根底に通じる。7巻では、手塚先生のコラム(1985年4月)に、昨今のアニメ批評がされている。先生はメタモルフォーゼという言葉を使って、日本の当時のアニメを批判している。自分はアニメは昔ものも、現代の内外ものも疎いので、何とも言えない。

  • 阿部義彦 さん

    読んだ、早く下巻も読みたい。感想は後でまとめて!

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人物・団体紹介

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手塚治虫

1928年、大阪府生まれ。大阪大学医学専門部卒業。医学博士。1946年「マアチャンの日記帳」でデビュー。戦後ストーリーマンガのパイオニアであり、常にその牽引者として創作活動を続けた。89年2月9日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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