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瀬戸内海の見える一軒家 庭と神様、しっぽ付き 中公文庫

Isuna Hasekura

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122073456
ISBN 10 : 4122073456
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2023
Japan

Content Description

東京でデザイナーになる夢が破れ、祖母の遺した家に引っ越した加乃。そこへ転がり込んだのは、伏見から家出してきた稲荷狐だった。新天地での一人と一匹の共同生活が始まったが、土地の龍神の少女に、ここ愛媛県松山市は昔から狸が支配する地、稲荷狐なんて見つかったら命はないと言われてしまい…!?

【著者紹介】
支倉凍砂 : 1982年生まれ。作家。2005年、『狼と香辛料』で第十二回電撃小説大賞銀賞を受賞しデビュー。サークルSpicy Tailsを主宰し、ノベルゲーム『WORLD END ECONOMiCA』やVRアニメ『Project LUX』の制作なども行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    東京でデザイナーになる夢が破れ、愛媛県松山市にある祖母の遺した家に引っ越してきた加乃。そこへ伏見から家出してきた稲荷狐・佐助が転がり込んでくるファンタジー。新天地のリスタートは、しかし昔から狸が支配する松山市では、稲荷狐なんて見つかったら命はないという状況。そこに両親に反発する狸の千代や、代替わりしたばかりの龍神の龍姫も転がり込んできて、四人で力を合わせて苦境に立ち向かう展開で、狸社会にも世代間対立があるんだな…とか思ったりしましたが、意外な伏線もあったり、妙手で打開する著者さんらしい物語を楽しめました。

  • 一五

    松山に引っ越してきた加乃の家に転がり込んできたのは稲荷狐。そこに龍神の少女、美形の狸。 松山は狸の支配地だそうで、人に交じって色々やってるらしい(笑) 騒ぎはあるが、4人?でワチャワチャ遊んでるという所かな。

  • 陽ちゃん

    東京でリストラにあい、家賃の要らない四国松山の亡き祖母の家に引っ越した加乃が庭にある社にお供えをしたところ、伏見稲荷大社から家出してきた子狐が掛かり、子狐の存在を知った龍の少女?がやってきて…ドタバタしますが、最後はいい感じに落ち着いたかな。それにしても松山が狸の国だったとは!久しぶりに行きたくなりました。

  • 半熟タマゴ

    東京から逃げるように引っ越してきた加乃とそこで出会った人ではないのもとの共同生活。新天地での静かな一人暮らしのはずが、人外の住人が増えていき賑やかになっていく展開が良かったです。個人的にオススメしたいポイントは龍神の少女が外からやってきた狐の少年に片想いしてるところ。健気な龍姫がかわいい。そして、何と言っても舞台が住んでいると所というのが嬉しかったですね。著者が3年間暮らしたということもあり描写も細かく県民あるあるもあってニヤリとしました。愛媛のことをよく知らなくても楽しめる1冊になってます。

  • みどり

    出版社が変わっても、「神様(動物)」と、人と経済のお話ではある。 でも、それ以外にも「親子」や「仕事」の確執もあってかなり面白かった。

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