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2021 ザ・ベストミステリーズ 講談社文庫

日本推理作家協会

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065351000
ISBN 10 : 4065351006
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ミステリーの最前線、ここにあり! どれを読んでも面白い。他では得られない高揚感とスリルをあなたに!

第74回日本推理作家協会賞短編部門受賞作、結城真一郎「#拡散希望」も収録!
2020年に発表された短編推理小説の中から、プロの読み手たちが熟練の目で選び抜いた8作品を収録。
長年の愛好者に向けたコレクションとしても、ミステリーの入門書としてもぴったりの一冊。
新鋭からベテランまでキャリアに関係なく、「とにかく面白くて優れた」短篇のみを集めました。
ミステリーファンには必読必携。「食わず嫌い」な初心者も、絶品ミステリーを「つまみ食い」!

【著者紹介】
結城真一郎 : 1991年神奈川県生まれ。東京大学法学部卒業。2018年に『名もなき星の哀歌』で第5回新潮ミステリー大賞を受賞し、小説家デビュー

青崎有吾 : 1991年神奈川県生まれ。明治大学文学部在学中の2012年、『体育館の殺人』で第22回鮎川哲也賞を受賞してデビュー。平成生まれの推理作家としては最初期組であると同時に、トリックや意外性以上にロジカルな推理を重視する姿勢によって、平成のエラリー・クイーンとも評される

芦沢央 : 1984年、東京都生まれ。千葉大学文学部卒業後、出版社勤務を経て、2012年、第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞した『罪の余白』でデビュー。2023年『夜の道標』で、第76回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞

一穂ミチ : 1978年大阪生まれ。関西大学社会学部卒業。2007年「小説ディアプラス」ナツ号に「雪よ林檎の香のごとく」が掲載されてデビュー。本編「ピクニック」を含め、家族や人間関係における悔いや再生を描いて心揺さぶる作品集『スモールワールズ』により、2022年に第43回吉川英治文学新人賞を受賞。同年、大阪市主催の「咲くやこの花」賞を文芸その他部門で受賞

乾くるみ : 1963年静岡県生まれ。静岡大学理学部卒。1998年に『Jの神話』で第4回メフィスト賞を受賞しデビュー。市川尚吾名義で評論活動も行っている

北山猛邦 : 1979年岩手県生まれ。第24回メフィスト賞受賞作「失われたきみ」を改題した『「クロック城」殺人事件』で2002年にデビュー

櫻田智也 : 1977年、北海道生まれ。埼玉大学大学院修士課程修了。2013年「サーチライトと誘蛾灯」で第10回ミステリーズ!新人賞を受賞。2017年、受賞作を表題作にした連作短編集でデビュー。2021年『蝉かえる』で、第74回日本推理作家協会賞、第21回本格ミステリ大賞を受賞

降田天 : 降田天は萩野瑛と鮎川颯の合作ペンネームのひとつ。2007年、『横柄巫女と宰相陛下』(鮎川はぎの名義)で少女向けライトノベル作家としてデビュー。2014年には降田天名義の『女王はかえらない』で第13回『このミステリーがすごい!』大賞の栄冠を獲得し、活躍の場を広げる。2018年、「偽りの春」で第71回日本推理作家協会賞短編部門受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • うさみP

    様々な形で完成度の高い既読作品が多い2020本書。幸か不幸か、ステイホーム文化と人との付き合い方、それに伴う技術の発展、コロナ禍がミステリを一段高い次元へ押し上げた。『#拡散希望』。本土で発生した殺人と離島に隠された秘密。そして崩壊のカタルシス。短編でありながらまとまった。そんな事ありそうと驚かせる、書や現実よりも動画配信者は奇なり。戦争と華やかな時代にミステリであり少女SFでもある『九月某日の誓い』、誰も居なくなった街で探偵は何ができるか『すべての別れを終えた人』はお気に入り。

  • Tatsuo Ohtaka

    8編のうち結城真一郎、乾くるみ、櫻田智也の3編は既読。高水準な短編を堪能。お気に入りは3人を除くと芦沢央「九月某日の誓い」の余韻が味わい深い。どれも秀作なので、未読ならば読んで損はない。

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