すきやばし次郎 旬を握る 文春文庫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167656164
ISBN 10 : 4167656167
フォーマット
出版社
発行年月
2001年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,309p

内容詳細

パリの一流紙が「世界のレストラン十傑」に挙げた名店の全仕事を豊富なカラー写真を駆使して徹底追究した本書は、“左利きの握り鮨名人”として斯界で知らぬ人のない小野二郎の軽妙にして含蓄ある職人咄を楽しむと同時に、握り鮨のテキストとしても利用されている。本邦初の近海本マグロ断面写真や図解にも、思わず唸らされる。

目次 : 第1章 次郎鮨ばなし(1) 春夏の握りダネ/ 第2章 次郎鮨ばなし(2) 秋冬の握りダネ/ 第3章 次郎鮨ばなし(3) 本マグロを握る/ 第4章 仕込みの奥義を徹底公開!/ 第5章 次郎鮨ばなし(4) 海苔巻・玉子焼/ 第6章 次郎鮨ばなし(5) 酢飯談義/ 第7章 鮨屋のオヤジと常連客の閑談録

【著者紹介】
里見真三 : 岐阜女子大学観光文化学科教授。東京・世田谷生まれ。料理の世界に生きようとしてラーメン店を開くが、半年で挫折。某大学で18世紀フランス文学、近代経済学を修めてサラリーマンとなる。しかし食への関心は一向に失せず、後年、全国の美味を収める『ベストオブラーメン』、さらに『丼』『すし』『蕎麦』(文芸春秋刊)など一連の原寸カラー写真集「ベストオブ」シリーズを世に問うた。身の丈に合った飲食を楽しむ“B級グルメ”の提唱者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • めしいらず さん

    再読。ミシュラン三ツ星、店主小野二郎氏を採り上げた外国映画の公開と世界中での大ヒット、現アメリカ大統領の来店など、今や世界中から客が押し寄せる鮨屋となったすきやばし次郎。氏が語る鮨への飽くなき情熱、職人魂。今まで様々な媒体でそれに触れたけれど、いつでも全くブレがなくて一本芯が通っており、信頼を置ける人柄だと常々思っている。鮨屋の看板と言い切るマグロへの拘りが、一章まるごとそれに充てられていることからも判る。また何より重視している酢飯のこと。そして濫獲や地球環境の変化に伴う未来への危惧まで、鮨を語り尽くす。

  • めしいらず さん

    江戸前鮨の名店「すきやばし次郎」小野二郎氏が、自身の鮨の全てを語り尽くす。鮨ネタのこと(仕入れ、産地、味わい)、仕込み(行程写真付き)、握り(原寸大写真)、客あしらい、職人としての矜持、季節ごとのネタ箱の中までも公開。氏の仕事に対する姿勢は、すべて客に最高の状態の鮨を食べて欲しい、只々その一念に徹していて見事。無愛想なんて言われることが多いようだが、職人として一本筋の通った方だと思った。握りの写真はどれも垂涎のものばかりだが、何と言っても”光もの”の頁に目が釘付け。一度は訪れてみたいなあ。

  • としちゃん さん

    すきやばし次郎の小野次郎を一年間密着取材し、四季折々の魚の仕入れ、下処理、酢飯やガリの作り方まで、ミシュラン3星名店の秘密と技を写真入りで詳細に解説した本。2001年出版なので、2013年公開の映画「次郎は鮨の夢を見る」を合わせて見ると、より具体的に雰囲気や仕事の様子がわかる。一流のネタと、それを最高に美味しくさせる手間と知恵と技術。一人3万円〜も納得できるが、果たしてその違いが分かるか自信がないなあ。一度は食べてみたい気もするけど、普通に美味しくてリーズナブルな値段のところで充分かな、私は。

  • kubottar さん

    再読購入。寿司がマイブームです。寿司の写真もいいですが大将のお客さんに対するスタイルも良かったんだと再認識。迷惑な客にならないように気を引き締めよう。

  • だーぼう さん

    読み物としても成立してるし、写真だけでも十二分に大満足。もう素晴らしいとしか言いようがない一冊。ブログに感想を書きました。

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