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私たちの金曜日 角川文庫

有川ひろ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041132203
ISBN 10 : 4041132207
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ストレスから職場を転々とする会社員、小壜をロッカーに隠し置くミステリアスな同僚、上京した売れない地下アイドル、30歳の誕生日を迎えた小説家、育ち盛りの子供を抱える自衛官のパイロットなど…思い通りに仕事をすることが叶わないなかで働く様々な女性たちを描いた短編7作品を収録。周りと比べたり、羨んだり、もう辞めてやると思ったり。それでもなぜ、私たちは働くのか。「働く」の今を知るためのアンソロジー。

【著者紹介】
有川ひろ : 高知県生まれ。第10回電撃小説大賞『塩の街wish on my precious』で2004年デビュー。2作目『空の中』が絶賛を浴び、『図書館戦争』シリーズで大ブレイク。19年「有川浩」から「有川ひろ」に改名

恩田陸 : 1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞および本屋大賞、06年『ユージニア』で日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門、07年『中庭の出来事』で山本周五郎賞、17年『蜜蜂と遠雷』で直木賞および本屋大賞を受賞する

桐野夏生 : 1951年生まれ。99年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、04年『残虐記』で柴田錬三郎賞、05年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、08年『東京島』で谷崎潤一郎賞、09年『女神記』で紫式部文学賞、10年、11年に『ナニカアル』で島清恋愛文学賞と読売文学賞をダブル受賞。15年紫綬褒章を受章

田辺聖子 : 1928年大阪府生まれ。樟蔭女専国文科卒。64年『感傷旅行』で芥川賞、87年『花衣ぬぐやまつわる…』で女流文学賞、93年『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞、94年菊池寛賞、98年『道頓堀の雨に別れて以来なり』で泉鏡花文学賞、99年読売文学賞を受賞する。2000年文化功労者に。08年には文化勲章を受章。19年、91歳で永眠

三宅香帆 : 1994年生まれ。高知県出身。大学院在学中に書籍執筆を開始し、作家・書評家として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 射手座の天使あきちゃん

    女性の仕事をテーマにした七人の女性作家によるアンソロジー短編集。 山本文緒さん「会社って面白いね」確かに仰る通り。 田辺聖子さん セクハラなんて言葉も無かった時代があったんですね(笑)。 綿矢りささん ん? なんですか、あっ作家さんのつぶやきですか。 恩田陸さん ドキドキ、えっ怖っ! 桐野夏生さん あはは、なるほど。 津村記久子 これが一番テーマにぴったり、そして面白い。 有川ひろさん これはもう仕事と言うより胸キュンですね(笑)。

  • hiace9000

    昭和〜平成の時代を背景に女性の「仕事」をテーマにした女性作家達のアンソロジー。あえて「お仕事小説」という語は避けよう。それは解説の三宅香帆さんと同意。この純粋にして複雑、一言で語り切れぬ悲喜交々を孕むテーマ、7短編それぞれの主人公の仕事と自己との関わり、また職場や働くことへの切り口、そして作品のチョイスや並び順に至るまで、これがもう実に手がこんでいて楽しめてしまう。誰もが感じる仕事への熱意ややりがい、ふと気づいてしまう職場の閉塞感や仕事への諦観。割り切れそうで割り切れない、仕事と自分との間合いを見つめる。

  • いつでも母さん

    女性と仕事のアンソロジー7編。既読の作品もあったが何度でも楽しめる。甘かったり、強かだったり、ドキリとするのもあり、ざわっとしたのもあってどれも好い。「花金」なんて言葉があったなぁと・・ふと。私が初めて働いた頃は土曜は「半ドン」・・そんな言葉はお若い方は知らないだろうなぁ(汗)次は『僕たちの月曜日』も読まなくちゃ。

  • ひさか

    2023年1月角川文庫刊。7つのお仕事アンソロジーの女性編。作家さんも女性編。解説は三宅香帆さん。津村さんのしごと話にすっかりのめり込んでしまった。仕事そのものの大変さ、面白さ、人との絡みをうまくとらえてあり興味深い。恩田さんのファンタジー要素な話に面食らってしまった。田辺さんはやはり田辺さんらしい話で、男性世界のマヌケさが楽しい。どの話も、描かれる世界がユニークで面白い。

  • ゆみねこ

    7人の女性作家のお仕事小説アンソロジー。津村さん有川さんは既読、綿矢さんは初読み。久々に読んだ田辺聖子さん、時代は少し古いけれど私が勤めていた頃の職場の雰囲気が伝わって面白かった。今なら表現上の問題を指摘されそうだけどあの時代ならではのこと。恩田さん、有川さんはやはり外れなし。津村さんも面白かった!

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