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古くて素敵なクラシック・レコードたち

Haruki Murakami

User Review :3.5
(2)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163913834
ISBN 10 : 4163913831
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan

Content Description

世界を代表する作家が愛する音楽は……?

こよなく愛するクラシック音楽をLPレコードで楽しんでいる村上春樹さん。百曲以上の名曲を論じながら、作家の音楽観が披露される。

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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村上氏は音楽評論家ではないのでどういう内...

投稿日:2021/07/09 (金)

村上氏は音楽評論家ではないのでどういう内容の本だろうと入手したが、演奏評でもなく、録音評でもなく、かといってエッセイかというとそうでもない。どこかに書いてある蘊蓄を寄せ集めてきた感が否めない。読んでいて書いている演奏を聴いてみたくなるという感情も起こらない。著書も書いているが有名どころの指揮者ものもあまりないため同意できる箇所も多くない。誰に読んでもらおうと作ったのだろうか?タイトルにやられた感が半端ない。

浜っ子 さん | 愛媛県 | 不明

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村上春樹さんが音楽を楽しそうに語っていま...

投稿日:2021/07/04 (日)

村上春樹さんが音楽を楽しそうに語っています。さぞかし良い音楽なんだろうと実際に聞いてみてもよくわからなかったりします。

クッキーガール さん | 神奈川県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 旅するランナー

    クラシック音楽のことも、そうだ、村上さんに聞いてみよう。ですけど、この本はとってもマニアック。村上さん保有のクラシックレコードの中から、楽曲ごとに複数枚セレクトし、個人的感想でもって紹介されます。音楽をレコードで聴かなくなった者にとっては、手の、いや、耳の届かない世界。メンコン・チャイコン、ソノリティー(音の響き方)などが理解できる方にはギリギリ共感できるレベル。僕も、ダヴィッド・オイストラフによるヴァイオリンの美声あたりは納得できます。クラシック音楽への敷居を高くしちゃうかなぁと心配です(個人的推測)。

  • starbro

    私はハルキストでも村上主義者でもありませんが、村上春樹の新作をコンスタントに読んでいます。前回のTシャツ本と同じスタイルだと思い、書店を巡りましたが立読み出来る店は厳しく、漸く見つけて頁を捲ったら文章が長すぎて断念し、図書館に予約して読めました。著者はジャズのイメージが強く、こんなにクラシックに造詣が深く、幅広く聴いているとは思いませんでした。私は、クラシックは初心者なので、半分も理解していませんが、レコードのジャケットは複数枚ではなく、イチオシの1枚にした方が良かったと思います。7月は、本書で読了です。

  • 美紀ちゃん

    村上春樹さんの、おうちにあるLPレコードの内訳は、 ジャズが7割、 クラシックが2割、 ロック・ポピュラーが1割。 ジャケットが小澤征爾さんのやつがたくさんあって、若い。 とにかくたくさんのレコード。村上春樹さんのクラシックレコードに対する愛情を感じた。 私はApple musicのサブスクで音楽を聴いている。 検索すると出てくるので 聴きながら読んだ。 邦楽ロックが好きだが、 たまにはクラシックもいいなぁと思う。

  • たいぱぱ

    会社の休憩室で洋楽ファンの同僚と音楽の話で盛り上がってると、他の同僚から「たいぱぱさん達が何言ってるのか?さっぱりわからない」と言われたことがありますが、まさにそんな一冊(笑)。ド素人の僕には指揮者で音楽が変わるってのが不思議です。ビートルズの歌をメタリカの演奏でサラ・ブライトマンが歌うようなもんなんだろうか?CDのプラスチックケースを眺めていても幸福な気持ちになれない。インターネット関連など語るまでもない。古いLPレコードにはオーラがあると序文で語られていますが、それはめちゃくちゃわかりますよ!

  • ジョンノレン

    コメントは独特な春樹節かと思いきや、実に謙虚でオーソドックス。ごく自然に指揮者、オケ、演奏家の印象を評していて好感が持てた。参考までにyoutubeで聴き比べを試みたけど、オケ違い時期違い多数。とはいえ様々な演奏をこの本に沿って楽しめた。R.シュトラウス、シュワルツコップな四つの最後の歌はピッタリ意見一致。ケンペのドンファンは超早R。薔薇の騎士が外れていたのは寂しい。モーツァルトのピアノ協奏曲23番や四重奏曲「不協和音」も。特に23番の2楽章聴き比べお勧めなんだけど。成り行きで集めた中からの選曲の由。

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