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1Q84 Book 1 (April -June)(2 out of 2)

Haruki Murakami

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101001609
ISBN 10 : 410100160X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2012
Japan

Content Description

村上春樹の世界的ベストセラー『1Q84』BOOK1〜3がついに文庫化!

1Q84年――私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう、青豆はそう決めた。
Qはquestion markのQだ。疑問を背負ったもの。彼女は歩きながら一人で肯いた。好もうが好むまいが、私は今この「1Q84年」に身を置いている。私の知っていた1984年はもうどこにも存在しない。
……ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』に導かれ、主人公青豆と天吾の不思議な物語がはじまる。

Customer Reviews

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この作品は、日本社会の構造や、日本人の思...

投稿日:2021/07/03 (土)

この作品は、日本社会の構造や、日本人の思想というものが色濃く現れる傑作です。テンポも良く、とても読みやすいです。

まんまる さん | 福岡県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 遥かなる想い

    青豆と天吾の世界がいつかクロスだろうと思いながら読み続けた。新興宗教と文学新人賞村上春樹はうまく読者を引き込みながら、それぞれの世界へと誘ってくれる。青豆の世界..老婦人も含めてひどく崇高だが..どう発展させていくのだろうか。

  • zero1

    DVを村上が描くとこうなる。パラレルワールドには月が二つあった。天吾と青豆が徐々に近づく。悲劇と言っていい環の死が語られる。「空気さなぎ」が新人賞に選ばれ売れるものの、ふかえりは行方不明に。番犬の死は何かの始まりか?ふかえりから天吾に送られてきたカセットテープが時代を感じさせる。天吾の恋人が見る夢の話は「遠野物語」の「迷い家」を思い出す(後述)。現在が現在であるという証を我々は持っているのだろうか?とても私には説明できない。リトル・ピープルや「さきがけ」の資金源など不明のまま。この先どうなるのか。

  • tokko

    スラスラ読めてしまうけれど、BOOK2の文庫化に合わせて読み切る日を調節。まだまだ繋がりきらない二つの世界。今のところ共通項は、どちらの世界にも「あけぼの事件」が絡んでいること、ふかえりの描く『空気さなぎ』と青豆の住む1Q84年には「二つの月」が存在すること。ふかえりはどこに行ってしまったのか?あるいは青豆は「さきがけ」とどう関わっていくのか?早く続きが読みたい。

  • こーた

    イメージ。たとえばぼくは平家物語を(現代語訳で、だけど)全篇読んだことがあって、ふかえりの朗読を聴いていると、ほかの章も含めた物語全体のイメージだとか、読んでいたころの豊かだった時間の記憶なんかが、ぽこぽこと浮かび上がってくる。まるでリトル・ピープルみたいに。リトル・ピープルとは何か。時間と空間が伸び縮みし、記憶とイメージが膨らんでいくほど、物語のゆく先には靄がかかり遠ざかっていくようにかんじる。あれ、ひょっとして青豆って、そういうこと?いやでもちがうか。やれやれ。早くBOOK2を読まなければならないな。

  • 扉のこちら側

    初読。二人のつながりが明らかになり、物語が動き出したところ。月末の続刊発売が楽しみ。

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