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動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 講談社現代新書

東浩紀

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061495753
ISBN 10 : 4061495755
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2001
Japan

Content Description

オタク系文化は、ネット文化の基礎を築き、日本だけでなくアジア地域のサブカルチャーに深い影響を与えた。オタク系文化の変遷とその外側の社会的変化との関連について鋭く論じる画期的な現代日本文化論。

【著者紹介】
東浩紀 : 1971年生まれ。東京大学大学院総合研究科修了。批評家。専攻は哲学および表象文化論。著書に『存在論的、郵便的』―新潮社、第二一回サントリー学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mitei

    いわゆるオタク論を扱った一冊。個人的にはYU-NOを扱ってるところが良かった。たしかにあれを超える作品はないと思ってる。

  • うりぼう

    私は読書普及協会の会員で、本屋で偶然、「書店風雲録」という文庫本に反応した。手に取ると「はじめに」のはじめに「動物化するポストモダン」が快著だとの記述、これがネタ本かと思い新書コーナーへ行くと、あったので即、購入。イデオロギーが力を喪い、汎アメリカ一色と思われたら、結構、ボロが出ている。今、どこへ行くのか?その回答として「超平面性」にあり、必然的に多重人格者を生み出す社会は、大きな物語には、永遠に出会えない。その中で自己のアイデンティティを確立するためには、自己との対話、身体の声を聴くことに回帰するのでは

  • かみぶくろ

    非常に興味深く読んだ。大きな物語が失われたポストモダンにおいて人々がその場限りの小さな物語(巷には右も左もコンテンツだらけだ)で感動や涙を調達し、記号と戯れているのはその通りだろう。ただそこは15年前の論稿、現在のSNSの隆盛までは勘定に入ってない。ネットを通じた人々の巨大なうねり(みんなで同じ方を向いて同じことは言おう)は大きな物語の無理矢理な共同構築にも見えるし、どこか空虚な今の日本は共同幻想的な物語に餓えている。もうこれは社会以後の人間の本能だから、抗わずに適切な物語のデザインを目指した方が良い。

  • Aster

    後半のまとめで中々良い本だなと思った。簡単な言葉で簡潔にまとめられているのも良い。読み始めはうーんと思うことが多かったけど、とにかく凄い本でした。データベース理論と動物化…00年代以降の需要が気になる。

  • ころこ

    記憶している限りで4読目ですが、読む度に着眼点が変わり、その都度「その前はよく分かっていなかったな」という感想を持ちます。以下、箇条書きにして示します。@「おたく」が江戸文化との接続を強調する従来の説に対して、アメリカと戦後日本の関係から「オタク」を再定義する。これ自体が、社会をみない子供の「おたく」と、社会を語る新しい大人の「オタク」像との対立になっている。Aシミュラークル論と大きな非物語論から、シミュラークル的表層とデータベース的深層モデルを提示し、作家の固有名が希薄になる二次創作の肯定的読み替えを行

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