道をひらく

松下幸之助

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569534077
ISBN 10 : 4569534074
フォーマット
出版社
発行年月
1991年01月
日本
追加情報
:
16cm,271p

内容詳細

運命を切りひらくために。日々を新鮮な心で迎えるために――。人生への深い洞察をもとに綴った短編随筆集。40年以上にわたって読み継がれる、発行520万部超のロングセラー。

昭和43年の発刊以来、累計520万部を超え、いまなお読み継がれる驚異のロングセラー『道をひらく』。本書は、松下幸之助が自分の体験と人生に対する深い洞察をもとに綴った短編随想集である。これまで、どれほど多くの人が本書に勇気づけられ、また成功への指針としてきたことか。この本には、時代を超えて生き続ける不変の真理があるからである。

もし失敗して落ち込んでいるのならば、「自信を失ったときに」「困難にぶつかったときに」「運命を切りひらくために」の項が、きっと立ち直る勇気を与えてくれるだろう。もし、経営で行き詰まってしまったら、「仕事をより向上させるために」「事業をよりよく伸ばすために」「みずから決断を下すときに」の項が、解決の方途を示してくれるはずである。

事業の成功者であり、それ以上に人生の成功者である松下幸之助であればこそ、その言葉には千鈞の重みがある。あらゆる年代、職種の人に役立つ、永遠の座右の書である。

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この本は松下幸之助氏が機関紙「PHP」の...

投稿日:2018/05/13 (日)

この本は松下幸之助氏が機関紙「PHP」の裏表紙に連載した短文を一冊にしたものです。 「運命を切りひらくために」「日々を新鮮な心で迎えるために」「ともによりよく生きるために」 「みずから決断を下すとき」「困難にぶつかったときに」「自信を失ったときに」 「仕事をより向上させるために」「事業をよりよく伸ばすために」「自主独立の信念を持つために」 「生きがいある人生のために」「国の道をひらくために」の11のテーマで松下氏の考えが語られています。 私があれこれ言うよりも松下氏の言葉を読むほうが内容の素晴らしさが分かり易いと思うので、 「運命を切りひらくために」から一番好きな一節を紹介します。 「道 自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。 どんな道かは知らないが、他の人には歩めない。自分だけしか歩めない、 二度と歩めぬかけがえのないこの道。 広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。坦々とした時もあれば、 かきわけかきわけ汗する時もある。 この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまると時もあろう。なぐさめを求めたくなる時もあろう。 しかし、所詮はこの道しかないのではないか。 あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、 ともかくもこの道を休まず歩むことである。 自分だけしか歩めない大事な道ではないか。 自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。 他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。 道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。 それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。 深い喜びも生まれてくる。」 私はこの本を一日の終わりに一節づつ読んでいました。 松下氏の言葉と共に一日を振り返ると深く反省点が見え、明日に向けて新たな気構えが出来たのです。 また、その日にピッタリな言葉に当たる事もあり、まるで松下氏が語りかけてくれたような 感じがしたものです。 松下幸之助氏の言葉や考え方は、時代の移り変わりによって風化する事のない素晴らしいものです。 仕事を含め人生の様々な局面で悩んだ時に是非読んでみてください。きっと助けになると思います。

赤運太郎 さん | 北海道 | 不明

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人物・団体紹介

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松下幸之助

パナソニック(旧松下電器)グループ創業者、PHP研究所創設者。1894(明治27)年、和歌山県に生まれる。9歳で単身大阪に出、火鉢店、自転車店に奉公ののち、大阪電灯(株)に勤務。1918(大正7)年、23歳で松下電気器具製作所(現パナソニック)を創業。1946(昭和21)年に、「Peace and 

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